【TENT FACTORY STYLE Vol.3】真夏のテント&タープが爽やかに!「Bluewind」シリーズ誕生
GARVY本誌で連載中の「TENT FACTORY STYLE」では、豊富なラインアップを展開するアウトドアブランド「テントファクトリー」のアイテムを使った、個性的なキャンプスタイルを紹介。その一部をGARVYPLUSでもピックアップ!
テント内の温度上昇を軽減する新シリーズ登場
夏のキャンプを快適にするテント&タープが、テントファクトリーから登場した。それが「ブルーウィンド」シリーズ。爽やかな風を感じる『爽風空間』を生み出すことができる、夏にぴったりのアイテムだ。
今シーズンに登場するのは、テント2モデル、タープ4モデルの計6モデル。ここではテントにフォーカスして「ブルーウィンド」の機能を紹介していくことにしよう。
この「ブルーウィンド」は、裏側にブラックコーティング加工を施した生地を採用することで「UV遮蔽率99%以上」「熱エネルギー抑制」「温度上昇の軽減」を実現している。
具体的にどういう効果があるのかというと、タープの場合なら、太陽光に熱せられ蓄熱した生地が放熱し、暖房のようにタープ下を暖めてしまうことを抑制する。テントの場合は、日の出とともにテント内の温度が上昇し、朝6時には暑くて寝ていられない、ということが少なくなるのだ。また、非常に遮光性が高いので、昼間でもテント内は真っ暗。日差しでテント内が明るくなって目が覚めてしまう、ということもなくなる。
真夏のキャンプを快適にするBluewindとは?
01.暗くて快眠できるインナーテント
遮光性が高いのでテントの中は昼間でも暗く、温度上昇も抑えられる。後室窓を開ければ光が差し込み明るくなるが、閉じてしまうと写真のようにライトが必要なほど真っ暗になる。
02.前室の温度上昇も抑制
フライシートにブラックコーティングが施されているので、リビングを全閉すると真っ暗。太陽の光や熱の影響も受けにくく快適だ。
03.トップルーフでさらに快適に
付属のトップルーフにもブラックコーティングが施されている。ブラックコーティングが二重になる天井部分は一段と遮熱性が高い。
04.アウトドアシアターにも最適
遮光性が高いので、街灯で明るいキャンプ場でもテント内は真っ暗。プロジェクターを使えばテント内で映画なども楽しめる。
05.タープ下も「爽風空間」になる
テントばかりではなく、タープにもブラックコーティングが施されているので遮光性が高く、太陽光や熱の影響を抑えてくれる。
真夏の炎天下で検証! 「ブルーウィンド」の機能性を実感
昨年の夏、ブルーウィンドの試作品でテントの遮熱性能をテストした。使用したテントは「トンネル2ルームテントLA」。出入り口1カ所を全開にし、トップルーフを装着した状態で計測している。
外気温39℃という真夏の炎天下で計測を開始。テント内の温度を計測したところ、30・8℃を表示した。外気温に比べてテント内は約8℃も涼しくなるという結果が確認できた。毎回必ず同様の数値が得られるわけではないが、炎天下で性能は十分に発揮できるということがわかった。
このときよりも通気性のいい状態にして、テント内に溜まった空気を排出できれば、さらに涼しい状態にできるはず。気になる人はぜひ、実際に体感してみよう。
※ブラックコーティングは各所に小さなドットが散見される場合がありますが、遮光性など機能上は問題ありません。
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https://www.tentfactory.jp/
TEXT/牛島義之
出典/GARVY2021年8月号