フォトグラファー・猪俣慎吾さんの「行って最高!いつかは行きたい! 」キャンプ場
思い出に残るキャンプ場や憧れのキャンプ場って、いったいどんなところ?そんな気になるキャンプ場をアウトドアの達人が紹介!
【選んだ人】
フォトグラファー 猪俣慎吾(いのまた・しんご)さん
広告や料理、アウトドア撮影を中心に活躍するフォトグラファー。キャンプコーディネーターの顔も持つ。近年は息子さんと2人で親子キャンプを楽しんでいる。
【行って最高!SITE1】鹿児島県 / 宇宙ヶ丘公園
宇宙にもっとも近いキャンプ場!?
種子島の玄関口、西之表港からクルマで約60分、空港からは40分の高台にある「宇宙ヶ丘公園」。太平洋の雄大な風景だけではなく特別な景色が見られる場所だ。「なんといってもおすすめは、ロケット発射日に宿泊すること! 世界有数の大型ロケットが宇宙に向かって飛んでいく様をキャンプ場から眺められるのは日本でもここだけ。子どものみならず大人も感動体験ができます」と話すのは、今回の選者・猪俣さん。
園内には、ロケットを模したモニュメントや、たくさんの遊具が設けられている。さらに近隣には、種子島宇宙センターや宇宙科学技術館など、家族そろって宇宙の魅力を体験できる施設も充実。打ち上げられるロケットの情報は、JAXAなどのHPで確認できるので、ぜひとも打ち上げ日にスケジュールを合わせて泊まりたい!
鹿児島県熊毛郡南種子町中之下 0997-26-1111 https://tanekan.jp/uchuugaoka/ フリーサイト無料
【行って最高!SITE2】長野県 / 戸隠イースタンキャンプ場
静かな森で直火を楽しめる
長野県と新潟県にまたがる妙高戸隠連山国立公園内にあり、標高1200mと高地に位置する林間キャンプ場。これからの暑い季節でも快適に過ごせる。バンガローも併設されているが、ここではやはりフリーサイトをチョイスしたい。
「国立公園内にある森の中にあるキャンプ場で草地なのに、直火が楽しめるめずらしいキャンプ場なんです」と猪俣さん。天然のタープともいえる、たくさんの木々に覆われた林間エリアは、野鳥のさえずりが聞こえ、のんびりとした時間が流れている。
昆虫採取はもちろん、近くを流れる渓流では釣りを楽しむことも。周辺には戸隠奥社・鏡池など観光スポットも点在しているので、ロングステイをしながら長野の自然を楽しみたい。
長野県長野市戸隠戸隠山国有林内 026-254-2125 http://www.shinsyu-ringyou.com/ オートキャンプ料金3800円〜
【いつかは行きたい!SITE1】愛媛県 / 姫鶴平キャンプ場
雄大なカルスト地形が広がる
愛媛県から高知県にまたがる四国カルスト。東西に25kmほど広がる台地は、日本で一番標高が高く、その雄大な景色はドライブやツーリングのルートとしても人気のスポットだ。そんな「絶景を楽しみたい!」と話す猪俣さんが選んだのは、姫鶴平キャンプ場。
夜になれば遮るもののない満天の星に出合えることも。久万高原町観光協会ではキャンプ用品のレンタルも行っているので、観光をしながら手ぶらで楽しむことができる。
愛媛県上浮穴郡久万高原町西谷8117 0892-55-0057(姫鶴荘・予約不可) https://yanadani-skk.jp/stay/camp/ テント1張り500円~
【いつかは行きたい!SITE2】和歌山県 / 道の駅 白崎海洋公園オートキャンプ場
日本とは思えないテントサイト
青い海と白い石灰岩のコントラストが美しい白崎海洋公園内にあるオートキャンプ場。ログハウスだけではなく、炊事棟や電源付きのオートサイトも完備されている。2億5000万年前に形成されたという大きな石灰岩を目の前にテントを張るなんて、日本ではなかなか体験できないこと。
道の駅も併設されているので、買い物だけではなく地元の新鮮な食材を使用したランチもしっかり楽しめるそう。東洋のエーゲ海と称される風景を、一度は訪れてみたい。
和歌山県日高郡日高郡 由良町大引 0738-65-0655 https://www. nap-camp.com/wakayama/13461 フリーサイト2000円〜