【メスティンフルコース】大人も子どもも大満足! 親子でつくれる ポップコース
mess tin chef CAMMOC代表 三宅香菜子さん
アウトドアなどで活躍するクリエイティブユニット「CAMMOC」代表として、メディアから企業プロモーションまで幅広く手がける。「SDGs防災キャンプ」を提唱し、情報発信やおすすめグッズを販売。最近は湘南で自宅スタジオを始める。
メスティンにはソロのイメージをもつ人もいるだろう。しかし、ナイフや火器を扱う場面に気をつければ、子どもと一緒に楽しく調理することも可能。「ラージメスティンなら2~3人分をまとめて作れるので、ファミリーキャンプにちょうどいいサイズなんです」と三宅さんは絶賛する。
今回は「ファミリーキャンプでメスティンを使うなら?」をテーマに、フルコースをつくってもらった。前菜で使用したクスクスは、小麦粉でつくられた粒状の粉食で、サラダだけでは満腹にならない人におすすめ。タマネギのコーンクリームスープは炒めたタマネギの食感が絶妙。そのままお皿としてもメスティンを使用している。
メインのミートローフは、材料をこねる際にファスナー付き保存袋を使えば、手を汚さずにすむ。子どもにこねる作業を手伝ってもらってもいい。パンナコッタは保冷剤があるとなおよし!
【Appetizer】人気のパスタで簡単調理!クスクスサラダ
【材料(1人前)】
クスクス:1カップ
水:210㎖
塩:ひとつまみ
オリーブオイル:小さじ1
キュウリ:1本
トマト:1個
レタス:4枚
お好みのハーブ:適量
塩、コショウ:適量
オリーブオイル:大さじ2
レモン汁: 大さじ2
メスティン使用サイズ ラージ
【作り方】
❶ トマト、キュウリ、レタス、ハーブをみじん切りにする。
❷ メスティンに水、塩、オリーブオイルを入れて火にかける。沸騰したら火を止め、クスクスを入れてフタをして15分蒸らす。フタを取り、軽く混ぜて粗熱を取る。
❸ 粗熱が取れたら、残りの具材と調味料を加えて混ぜる。
【ポイント】
味付けは塩・コショウではなくドレッシングを使ったり、具材に肉やシーフードを加えたりと、自由にアレンジ可能。お好みのものを使ってみよう。
【Soup】食感が病みつきに!タマネギのコーンクリームスープ
【材料(1人前)】
コーンクリーム缶:1/2缶
タマネギ(みじん切り):1/2個
バター:大さじ1
牛乳:200㎖
コンソメ:小さじ1
塩:適量
コショウ:適量
パセリ(みじん切り):適量
メスティン使用サイズ レギュラー
【作り方】
❶メスティンにバターを入れて火にかけ、溶けたらタマネギを半透明になるまで炒める。
❷コーンクリーム缶、牛乳、コンソメを加えて中火にかけ、表面がふつふつと沸いてきたら弱火にし、ゆっくりと混ぜながら2分ほど加熱する。
❸塩・コショウを加えて味を調え、最後にパセリをちらす。
【Main dish】ボリュームたっぷりで大満足!お子さまミートローフ
【材料(1人前)】
合挽き肉:300g
卵 :1個
タマネギ:1/2個
パン粉:1/2カップ
塩:小さじ2
カレー粉:小さじ2
冷凍ミックスベジタブル
うずらの卵(水煮):6個
ベーコン:5枚ほど
トマトケチャップ:大さじ3
醤油:大さじ1
すりおろしニンニク:小さじ1
バター:大さじ1
【作り方】
メスティン使用サイズ ラージ
❶タマネギをすりおろす。ファスナー付きの保存袋に合挽き肉、卵、すりおろしたタマネギ、パン粉、塩、コショウ、カレー粉を入れて、もむようによく混ぜ合わせる。
❷ 冷凍ミックスベジタブルを加え、全体にいきわたるように混ぜる。
❸メスティンにクッキングシートを敷き、ベーコンを並べて、その上に❷を入れる。中心にうずらの卵を埋めるように置き、形を整えてクッキングシートで包み込む。
❹メスティンのフタをして20分中火にかけ、ひっくり返してさらに15分加熱する。
❺串または箸で肉の中心を刺す。透明な肉汁が出るのを確認し、クッキングシートごと取り出す。
❻食べやすい厚さに切る。肉汁の入ったメスティンに、トマトケチャップ、醤油、すりおろしニンニク、バターを入れて中火にかけ、3分ほど煮詰めてソースをつくる。
【ポイント】
バーナーパッドを使えば、炎が1点だけに集中しがちなデメリットを解消して、メスティン全体を温められるので肉が焦げにくい。