【TENT FACTORY STYLE Vol.4】オリジナルTC素材「Hi-TC」で焚き火の夜をさらに快適に
GARVY本誌で連載中の「TENT FACTORY STYLE」では、豊富なラインアップを展開するアウトドアブランド「テントファクトリー」のアイテムを使った、個性的なキャンプスタイルを紹介。その一部をGARVYPLUSでもピックアップ!
ひと味違うTC素材を体験してみよう!
熱に強い「コットン」と、乾きやすい「ポリエステル」を組み合わせて作られた生地「TC(ポリコットン)」。焚き火の火の粉に触れるとすぐ溶けてしまうポリエステル100%の生地と違って、火の粉が触れたくらいでは穴があいたりしない。そんなことからTC製のテントやタープは、焚き火を楽しむキャンパーのあいだで人気がある。
そんなTC製品のなかで注目されているのが、テントファクトリーのオリジナル素材「Hi-TC」だ。一般的なTCに比べて、コットン65%+ポリエステル35%というように、コットンの混紡率が高く、厚手でより耐火性に優れているのが特徴。また生地が厚いことから遮光性が高く、外気温の影響も受けにくいので、夏は涼しく過ごせる。そして、涼しくなる秋口は、外気の影響を受けにくいことから保温性が高くなり、テント内は温かく快適だ。
また一般的なTC生地と違って、生地裏にはっ水コーティングを施しているのも「Hi-TC」の特徴のひとつ。生地の隙間から雨水が入り込むことがなく、コーティングの効果で生地そのものの強度も高くなり、耐久性がさらに向上している。
ココがポイント!「Hi-TC」の特徴
01 耐久性に優れた混紡率
コットン65%+ポリエステル35%とコットン比率が高く、厚手で耐久性に優れている。生地裏にコーティングを施していることで、さらに強度が増しているのも特徴だ。
02 生地裏にはっ水コーティング
一般的なTC生地とは違い、生地裏にはっ水コーティングを施している。それにより、繊維の隙間から雨が浸入することがなく耐水圧2000mmを実現。より快適に過ごせる。
03 耐火性に優れている
コットン比率が高いTC生地かつ厚手のため、火の粉に触れても穴が空きにくいのが特徴。焚き火が楽しくいこれからの季節、焚き火の火の粉を気にすることなく安心して楽しめる。
04 強い日差しもしっかり遮る
生地が厚手なことから優れた遮光性をもつ「Hi-TC」。夏の強い日差しもしっかりと遮ってくれるのでタープ下は過ごしやすい。また外気温の影響を受けにくいのでテント内も快適。
そんな「Hi-TC」を採用したテントファクトリーの「TCシリーズ」は、テント4モデル、タープ3モデルをラインアップ。さらにサイドウォールやテーブルクロスなどもあるので、サイトのトータルコーディネートも可能だ。「Hi-TC」のテントとタープの組み合わせ例も紹介するので、自分に合った「Hi-TCスタイル」楽しんでみよう!
「Hi-TC スタイル」でより快適なキャンプを楽しもう!
TCワンポールテントRG+TCウイングタープ L(3〜4人)
前後の出入り口にメッシュパネルを装備しているので通気性がよく、虫の侵入も防いでくれるフロアレスのワンポールテント。専用グランドシートが付属しているので、靴を脱いでくつろいだり、荷物をじかに置いたりすることもできる。
別売りオプションの「インナーメッシュテントハーフ」(1万1000円)を使用すれば、虫が気になる夏のキャンプは、さらに快適に過ごせる。
Close Up!
リングストラップでタープとの連結が簡単
テントとタープの連結が難しいワンポールテント。しかし「TCワンポールテントRG」は、テントトップに「リングストラップ」を装備しているので、タープとの連結が簡単にできる。
■価格[テント]5万2800円[タープ]1万5180円
TCワンポールテント180V+TCウイングタープL(2〜3人)
フロントの出入り口に「Vポール」を採用することで、室内空間が拡張されて圧迫感を低減。さらに出入り口を張り出すことでヒサシができ、テント内に雨や日差しが入りにくくなっている。また前後の出入り口にはメッシュパネルを装備しているので、通気性も十分に確保できる。テントトップにはリングストラップを装備しているので、タープとの連結も簡単に行える。
Close Up!
Vポールで雨の日もアクセスしやすい
「Vポール」で前室が張り出しているので、タープと連結した際に重なる部分が多くなる。テントとタープのあいだに隙間ができず、雨が強い日でも安心して出入りできる。
■価格[テント]3万2780円[タープ]1万5180円
TCドームテント2+TCウイングタープL(1〜2人)
ドームテントの居住性が好きだけど、焚き火の火の粉で穴があくのが怖い、という人向けのソロ&ペア用テント。インナーテントはフルメッシュ仕様で、暑い夏でも快適に過ごせる。テント上部2カ所にベンチレーターを装備しているので、全閉時もしっかりと換気できる。
またコンパクトサイズなので、タープやシェルターの中に入れて過ごす「カンガルースタイル」にもおすすめだ。
Close Up!
テントが低く、タープとの連結がキレイにできる
全高は110cmと低く設計されているので「TCウイングタープL」と連結しても、タープに干渉することなく設営できる。キレイに張れることでタープの機能性も十分に発揮できる。
■価格[テント]2万1780円[タープ]1万5180円
火の粉に強いHi-TCなら「囲炉裏スタイル」とも相性抜群!
焚き火を安心して楽しめる「Hi–TCスタイル」と合わせて使いたいのが、焚き火台を囲むことで囲炉裏のように使うことができるテーブル。これがあれば、焚き火中でも料理や飲み物が置けるので便利だ。また、焚き火から一定の距離を保つことができるので、子どもが焚き火に近寄りすぎることも防いでくれる。
テントファクトリーでは、ラス網と呼ばれる金網状の天板を採用した「コネクションテーブルセット4」と、金属板にパンチング加工を施した「スチールワークスフリー4セット」の2モデルをラインアップ。「スチールワークスフリー4セット」には3サイズあり、キャンプを楽しむ人数やスタイルに合わせてサイズを選んでみよう。
「コネクションテーブルセット4」と「ス チールワークスフリー 4セット」の一番 大きいサイズなら、テントファクトリー の「 F D グ リ ル 3 2 」を 2 台 置 く こ と が で き 、 焚き火と調理の二刀流も可能だ。
製品に関するお問い合わせはこちらから!
テントファクトリー 公式サイト
https://www.tentfactory.jp/
TEXT/牛島義之
出典/GARVY2021年10月号