スマート・コンパクト!ソロキャンプに適したゴールドウインモーターサイクルの2WAYバッグ
一昔前は、ライダーの姿が隠れるほどの山盛りギアをキャリアにくくりつけたバイクを見かけたものだが、今ではすっかりスマートになっている。
近年のスマート化が進んだ原因は「ミニマル」が注目されて、キャンプギアがより小さく優秀になったことだけではない。安全・簡単に取り付けできる ゴールドウインの 2ウェイバッグ「GWM X-OVER(クロスオーバー)リアバッグ35」の登場も大きく寄与している。
この「GWM X-OVERリアバッグ35」 はバイク用ギアではあるけれど、近頃話題のミニマルなキャンプギアを全部まとめて持ち運べるため、バイクだけではなく徒歩キャンプにも非常に使い勝手がいい。この製品のヒットの理由を探った。
まずはその収容力の高さだ。登山でのテント泊は容量50リットルが目安とされている。35リットルでは少々小さいか? と感じるも、テント、寝袋から焚き火台までソロキャンギア一式ばかりか、コーヒーギアなど「遊び」の道具まで収まる。気軽に食品を買い足しできるバイク旅では必要十分な大きさなのだ。
長年、各種のバッグを使ってきたガルヴィ編集部員も「まるで50リットル以上のバッグを使っているよう。ホントに35リットル?」と思わず声を漏らした。おそらくそれは、長手方向のサイズ感や開口部の大きさ、柔軟性に富む素材のためだろう。上写真のものを入れても、まだ少し余裕があるのだ。
バッグをバイクに積んだまま取り出しやすい2ウェイアクセス。ガバッと開いて中身の一覧が可能。さらにサイドパネルを開けばポールやチェアといった長尺物をスムーズに出し入れできる。荷物が減っても型崩れしないことも、積載やパッキングのしやすさのポイントだ。
トップのふたは外側に2つ、内側にも1つポケットを装備。レインカバー(付属)のほかに地図やガイドブック、財布など薄型のツーリング必需品を忍ばせておくのに便利だ。
「GWM X-OVERリアバッグ35」の積載は、ゴールドウインモーターサイクル独自開発の「Xベルト」を使用する。リアシートの下にベルトを通すだけ。フック類がない今どきのバイクにも取り付けOK。Xベルトのバックルと、本体のバックルを4ヵ所「パチン!」とはめてストラップを引き締めれば、1分もかからず装着完了だ。ベルトが交差しているのがポイントで、このためバッグのブレがほとんどなく、ライディングに集中できるのがいい。
バイクツーリングでは、雨にあうことももちろんある。風でバタつくレインカバーが悩みの種だが、本製品は走行中にバタつかない工夫がされている。付属のレインカバーは、縁のコードをベルトに通せるようになっており、走行中のバタつきやズレを防ぐ。視認性が高い蛍光イエローでユーザーの安心感も違う。
長いポールや大型三脚などの収容できない長いギアは、本体のXベルトを接続するバックルのそばにDカン、本体サイドにデイジーチェーンが装備されている。これらを利用すれば、バッグに入りきらないギアやおみやげを外付けできる。
本製品の大きな特徴は、背負うためのストラップがついていること。ふだんはバッグの底(背負った場合は背中)に隠されているが、それを取りだしてナスカンで接続するだけ。キャンプ場ではもちろん、日常で大きな荷物を運ぶときにも便利だ。背負いやすさは考えられており、登山ブランドを持つゴールドウインだから、パックとしての設計も抜かりなし。徒歩キャンプ、飛行機旅、買い物などいろいろなシーンで活躍するのだ。
なお、実業之日本社のバイクツーリング雑誌『BikeJIN』では、バイクライフに寄り添ったゴールドウインのアイテム群を紹介している。こちらもチェック!
GOLDWIN MOTORCYCLE で彩るバイクライフ - 【公式】BikeJIN(培倶人|バイクジン)
■製品名:GWM X-OVER(クロスオーバー)リアバッグ 35
・商品型番:GSM27008
・価格:1万7270円(税込)
・サイズ:H25×W50×D31cm
・素材:330D ROBIC/840D ナイロン/600Dポリエステルプリント
・カラー:デジタルデザート(写真)、ブラック、ブラック×イエロー、オリーブ
【問い合わせ先】ゴールドウイン カスタマーサービスセンター 0120-307-560 www.goldwin.co.jp/motorcycle