ロングトレイルハイカーMASA、みちのく潮風トレイルを行く 本編 Vol.1
文・写真/斉藤正文
本編 Vol.1 素敵な出会いに恵まれて、いよいよ旅がスタート!
いよいよみちのく潮風トレイルを歩く旅がはじまりました。スタート前はいつものことですが、バタバタと準備をしてしまいます。忘れ物がないか不安になりながら出発するのは、トレイル旅に出る前の恒例になっているかもしれません。
さて、今回の旅は海外ではなく、東北エリア。自宅である山形からも近い、福島県相馬市の松川浦環境公園がトレイルの起点です。
ただ、少しアクセスが悪かったので、前日に宮城県仙台市に泊まり、早朝に常磐線に乗って相馬を目指しました。相馬からはバスに乗り換え、下り松のバス停で下車します。ここから、トレイルの南の起点・松川浦環境公園までは、徒歩5分ほど。
この時期の環境公園は9時からオープンになるようです。少し早かったので、トレイルの起点の写真を撮ろうと思っていると、クルマが続々と駐車場にやってきました。集まったみなさんにコーヒーをご馳走になり、しばし談笑していると、事務局長の佐藤さんから「今日は草むしりの日だから、話のタネに手伝っていかないか?」とおっしゃるので、「じゃ、1時間だけ」といって、みなさんとおしゃべりをしながら作業しました。
この日の気温は28℃。10時まで草刈りの作業して、冷たい麦茶を飲みながら和気あいあいと話をしていると、ここに腰を落ち着けてしまいそうになる。名残惜しかったのですが、記念撮影をしてから僕は出発。
この日は気温も高く、夏のような日差しだったせいか、歩いている途中も地元の方から冷たいコーヒーを御馳走になったり、お水の差し入れをいただいたり、なんだかアメリカのトレイルを歩いているような素敵な出会いがありました。
トレイル2日目に訪れたのは、福島県新地町の鹿狼山。ここも山の会のみなさんからお菓子をいただいたり、山にまつわるお話を教えて頂いたりと、予想に反して素敵な出会いに恵まれたスタートになりました。
さて、来週はどんなお話をお届けできるのでしょうか!
みちのく潮風トレイル旅2日目、宮城県山元町より。
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