照りつける日差しに負けない! 草原サイトのリビングを涼しくするヒント5選
夏は林間サイトをめぐる熾烈な争奪戦が繰り広げられる。林間のキャンプ場は予約が埋まり、予約不要のキャンプ場では木陰から埋まって、正午すぎに残っているのは日差しが照りつける広場のみ。
いくら高原のキャンプ場でも、木立がない草原サイトはじんわり汗がにじむし、長時間日差しにあたっていると体にこたえる。都市に近いキャンプ場ならなおさらだ。では、真夏日でも涼しく、元気に過ごすためのリビング作りのヒントと注意点とは?
1.できるだけ西側に木がある場所を
西側や南側に木立があると、サイト内に入る日差しを和らげてくれるので随分楽。それでも日差しが入ってくるようなときは、オーニングや窓パネルなどで日差しを調整してみよう。また、木陰が少ないサイトでも、水辺のキャンプ場なら水上を渡る風を期待できる。
2.話題の遮熱加工スクリーンタープはかなり効果あり
遮熱加工を施したテントやタープは、その中に一歩足を踏み入れるだけで気温差が明確にわかる。大型窓やベンチレーターで湿気をコントロールできれば言うことなし! 遮熱加工をうたっていないものなら、薄手のものより厚手の生地を選択。多少重くても遮光性が高い。
3.朝夕は日陰に打ち水
毎年、打ち水イベントが行われているとおり、水をまくとその気化熱で涼しく感じる。日中は湿度があがるので、朝夕に日陰にまくのがベター。テントにかけるのも効果あり。
4.コードレス扇風機で涼風を生み出す
スクリーンタープはメッシュが多いとはいえ、オープンタープよりも風が通りにくい。小型のポータブル扇風機があれば設置し、強制的に空気の流れをつくってもいい。
5.燃焼系ランタンではなくLEDを採用
夏キャンプの夜は、熱を発することなく広く照らしてくれるLEDランタンを用意。白っぽい光なら涼しげに見える。光を分けられるものなら、夜の散歩にも使えて便利。
以上、ご紹介したが、最大の暑さ対策はできるだけ木陰が期待できて水面を渡る風が心地よいキャンプ場を選ぶこと。三重県の「青川峡キャンピングパーク」なら、そういう条件にうってつけである。
青川峡キャンピングパーク
大阪からも名古屋からもアクセスがいい高規格キャンプ場「青川峡キャンピングパーク」。オープン当初に比べて木立が育ち、ほどよい木陰を生んでいる。場内にも水遊びができる小川が流れているので、親子で水浴びしてもいいかも。
三重県いなべ市北勢町新町614
℡.0594-72-8300
詳しくはこちら www.aogawa.jp