涼を呼び込む快適アイテム+暑さを乗りきるTIPS
かんかん照りの真夏日でも、キャンプ場で使える冷房器具は限られている。それはどこか昭和時代の夏に似ている。エアコンがまだ普及していなかった頃は、扇風機や水浴びで暑さを乗りきったものである。
だったら、キャンプ場でも昭和の知恵を拝借しよう。風と水を上手く味方につけて、積極的に涼を呼び込めば、エアコンとは一味違う心地よさが楽しめる。体に優しい涼しさなのもポイントだ。
背面メッシュの蒸れないチェアを用意
背中と両脇にメッシュをあしらったチェアワンは、通気性抜群。後ろから扇風機の風を当てれば、汗がスーッとひいていく。包まれるような座り心地でずーっと座っていたくなる。
ヘリノックス/チェアワン
【問】モンベル
昼はハンモックチェア、夜はハンモック
メッシュチェアほどではないが、ハンモックチェアも夏向きのファニチャーだ。スクリーンタープで使うならスタンド必須。スウィフトレットはハンモックスタンドにもなるので夜も使える。
カモック/ルーシングル、スウィフトレット
【問】ビッグウイング
ファンを身にまとう究極の涼み方
どうしようもないときは、ファン付きのウエアやベルトを身につけて、熱がこもりやすい脇や背中に風を送ろう。扇風機とは違い、歩いていても風が当たるので作業時にも効果あり。
ハッカ入りの水を用意して手足を浸ける
たらいに水をはって足を浸す昭和の知恵。ハッカ水を作ればパワフルだが、ハッカの割合によっては冷たすぎだと感じるかも。ほどほどに。
首元に固くしぼったタオルを巻く
手ぬぐいやタオルがあれば、水を浸して首に巻く。首筋を冷やすと、冷やされた血液が体をめぐるので冷却効果抜群だ。
ふだんの生活をひととき忘れるキャンプ。暑さ対策には十分気をつけながらも、自然に囲まれた環境ならではの涼しさを楽しみたい。