ギア倉庫を手に入れよう②2畳コンテナレンタル
キャンプギアの収納問題を解決するギア倉庫=トランクルーム。第2弾は2畳コンテナの実例だ。
こいしゆうか流倉庫テクなら時間や予算を節約できる!
テントのプロデュース、キャンプイベント企画などキャンプコーディネーターの顔をもつイラストレーター、こいしゆうかさん。
プライベートではソロや友だちとのキャンプを楽しむだけなのでキャンプギアはさほど多くはないのだが、撮影やイベントのための道具が増えていく。たまりかねて契約したのが屋外型のコンテナだ。
こいしゆうかさん
背伸びせず女性目線を取り入れた「女子キャンプ」の発起人。自身がプロデュースするテント「パンダ」シリーズが大ヒット。4月末、『ゆるっと始める キャンプ読本』(KADOKAWA)発売!
「自宅からは距離がありますが、実家のすぐそばで格安。これなら!と思って契約しました。広さは2畳くらいで大型の道具を中心に保管しています」というとおり、コンテナ内にはずしりと重い大型テントからイベント用ファニチャーがずらり。DIY好きのお父さんが作ってくれた奥の棚には、オリジナルテント「パンダ」がみっちり詰まっているのも印象的だ。
「新作が出るたびにサンプルが届くので増殖する一方なんですよ。小さくて軽いけれど、これだけ増えると場所をとっちゃいますよね。ココは駐車スペースが広いし、近くに格安コインパーキングがあるんです。だから撮影や主催イベントのときはココを集合場所にして必要な道具を積み込み、友だちのクルマをコインパーキングに入れて出発するなんていう使い方ができるのも気に入っています」
①棚を作ってひと目で見やすく
がっしりした棚は増え続ける「パンダ」や小物類の収納に。とくに分類はしていないが、マットやチェアなど、収納時の形が似ているギアをまとめているので見やすい。不定形なギアはボックスに入れて保管している。
②イベント用の棚や射的台
みんなで集まるテーブルや商品を並べる棚、射的台、看板など平たく収納できるイベントアイテムは出入り口に立てて保管。年に数度しか使わないものだけに、コンテナの存在が頼りになる。
③ブルーシートとベニヤで養生
アパートやマンションと同じで、いずれは貸主に返却しなくてはならない。そこで床にブルーシート、その上にベニヤ板を敷いて床板をできるだけ傷つけないようにしているという。
④暗証番号型のキー
コンテナのロックは暗証番号型のダイヤルキーで行う。鍵を忘れる心配がないし、信頼している仲間に教えておくことで、鍵を受け渡すことなく道具を貸し出しできるのが便利。
【満足度&アドバイス】
・自宅が広くなった ★★★☆☆
・自宅が汚れなくなった ★★★☆☆
・キャンプ準備が楽になった ★★★★★
工場が多いエリアだと平日朝は職人さんが道具を取り出すために混雑。使いやすい時間帯をチェックするといいかも。
TEXT/大森弘恵
PHOTO/中里慎一郎、上樂博之
出典:ガルヴィ2022年6月号