現代版大型ロッジテントの実力は!? 最新機能を搭載したロゴスの新型モデルをチェック!
「コテージ型」「ハウス型」とも呼ばれ、 90年代に人気のあったロッジ型テント。 その使いやすさから、近年再注目されているタイプのテントだ。 気になるモデル、ロゴスの大型ロッジテントを徹底検証! その実力は!?
居住性に優れた、昔懐かしい王道スタイル
ロゴス
グランベーシックリバイバルコテージ L-BB
11万8000円
90年代前半まで、ドームテントと人気を二分していたロッジ型テントのデザインを復活させたのがこのモデル。広々とした前室と、大人4人がゆったり寝られるインナーテントを備えている、まさに“王道”スタイルだ。
しかし装備されているのは、現代の最新機能。フライシートには、焚き火の火の粉でも穴が開きにくい難燃素材を採用。また大きなメッシュパネルには、ロゴスが独自開発した「デビルブロックEX」を採用している。きめの細かいメッシュを使用し、蚊などの害虫を侵入させないだけでなく、UVカット率・遮光率約80%を実現している素材だ。
リビングチェック
広々とした前室を備えている。2人分のテーブルとチェアはもちろん、4人分のセットを並べてもゆったりと使えるスペースがある。これならタープなしでも快適に過ごせる。
寝室チェック
はっ水加工を施した汚れや水に強いインナーテントのフロアサイズは、大人4人が寝られる約270×210cm。フロアシートは耐水圧が5000mmもあるので、雨の日も安心して過ごせる。
換気チェック
通気性を確保するベンチレーターは装備していないが、フロントやサイド、リアに大型メッシュパネルを装備。パネルの開き具合を調節すれば、雨の日でも自由に換気ができる。
注目のポイント①サイドは 大型キャノピー
付属のポール3本で側面の大型キャノピーを立ち上げれば、リビングはさらに広々。くつろぎ空間を自由にアレンジできる。
注目のポイント②ハーフサイズのキャノピーも装備
右サイドには、ハーフサイズのキャノピーを装備。リビングの延長、出入り口など、スタイルによってさまざまな活用ができる。
注目のポイント③換気しやすいC型ドア
インナーテントのC形ドアは、上下にベンチレーターを装備。通気性を確保できるので、暑い季節でも快適に寝られる。
インナーテントにはベンチレーション機能を搭載したC型ドア、ファスナー付きの電源コード取り込み口を装備して、利便性もより向上させている。
さらに約4mのサイドパネルがキャノピーとして立ち上げられるのも、このモデルの特徴だ。反対側にあるハーフキャノピーと合わせて使用すれば、人数やシーンに応じた、さまざまな使い方が楽しめる。長期滞在のキャンプには最適の一張りだ。
DATA:
高さ約208cm 幅約290cm 奥行き約400cm
収納時
重量約23.8kg 約75×36×36cm
PHOTO/中里慎一郎
TEXT/牛島義之
出典:GARVY2022年6月号