ogawaの新設計ロッジテントが、軽量なのに快適な3つの理由
多彩な使い方が楽しめるフロアレスのモデル
ogawa
オーナーロッジ ヒュッテレーベン
11万3300円
この「ヒュッテレーベン」は、一見してわかるように、これまでにないデザインのロッジ型テント。組んだフレームに幕体をかけて設営するまでは、従来のロッジ型テントと同様だが、そこから左右にテントを引っ張り、テント内側の広さを稼いでいる。このような構造にすることでフレームをコンパクトにでき、設営のシンプル化や軽量化を図ることができたのだ。
テント内は約520×225cmという横長なスペースとなるが、両サイドを寝室、中央をリビングとしてレイアウトすると、決して使いにくい形状ではない。高さは2m以上あるので圧迫感がなく、2~3人分のテーブルやチェアを並べることもできる。少々狭く感じるようなら、リアキャノピーを跳ね上げてリビングを延長することも可能だ。
リビングチェック
フロアレステントなので、リビングは自由にレイアウトできる。テント中央に2人分のテーブルとチェアを置いてもゆったり。4人分を並べてもくつろぐのに十分な広さがある。
寝室チェック
インナーテントは付属していないので、就寝はコットなどがおすすめ。テントの左右にあるスペースは片側約225×155cmで、一般的なハイコットなら2台置くことができる。
換気チェック
リア出入り口の上部にベンチレーターを装備。両サイドにあるメッシュ窓と合わせて開放すれば、雨などでほかのパネルを閉め切っていても、十分に換気することができる。
注目ポイント①出入りしやすい背面キャノピー
別売りのポールを使って背面のキャノピーを立ち上げることも可能。サイドフラップを装備しているので、雨や日差しが入り込みにくい。
注目ポイント②ライナー付属で結露落ちを防止
結露しても天井から水滴が落ちてこないようにするためのライナーを標準装備。結露しやすい冬場に便利な装備だ。
注目ポイント③オプションでインナーテントも
オプションのT/Cインナーテント(2万7500円)を付けられる。フロアサイズは約210×130cmで2人の就寝が可能。
両サイドのスペースは、いちばん低いところで高さ約65cmとなるが、コットで寝るのには問題ない。またここにはオプションのインナーテントを吊せるので、フロアレステントが苦手だという人も安心。使用人数やシーンに合わせて、さまざまなアレンジができそうだ。
DATA:
高さ約212cm 幅約231cm 奥行き約283cm
収納時
重量約25.9kg 本体約70×30×30cm ポールユニット約66×25×25cm
PHOTO/中里慎一郎
TEXT/牛島義之
出典:GARVY2022年6月号