「初心者にも安心」設営が楽すぎる…!DODのおうちテントが機能面でも優秀すぎた…
ワンタッチタイプなので手間をかけずに設営できる
DOD
おうちテント
4万9500円
この「ヒュッテレーベン」は、一見してわかるように、これまでにないデザインのロッジ型テント。組んだフレームに幕体をかけて設営するまでは、従来 一般的にいう「ロッジ型テント」とは一線を画すが、気軽にロッジ型テントの雰囲気を楽しみたい人には「おうちテント」は最適だ。
このモデルのいちばんの特徴は、なんといってもワンタッチ構造のフレーム。傘を開くようにフレームを押し上げながらロープを引くことで、天井部分のセットが完了。あとは4本の脚部を伸ばしていくだけで、ほとんどの設営作業が終了する。ただしフレームを開く際は、少々力が必要になるので、ふたり以上で設営するのがスムーズでいいだろう。
しかし、建ててしまえばあとは快適。天井やサイド、足元など全部で6カ所にベンチレーターが装備され、風通しは抜群。パネルを全閉しても通気性を確保できるので雨の日でも安心だ。また、リアには大きなクリアウインドウが装備されているので、パネルを閉め切ってしまっても、景色を眺めることができる。
さらにバスタブ状のフロアシートは、ファスナーを使って取り外しができるので、フロアレスで楽しむことも可能。さまざまにアレンジができるので、自分好みのスタイルで楽しめそうだ。
テント内は約520×225cmという横長なスペースとなるが、両サイドを寝室、中央をリビングとしてレイアウトすると、決して使いにくい形状ではない。高さは2m以上あるので圧迫感がなく、2~3人分のテーブルやチェアを並べることもできる。少々狭く感じるようなら、リアキャノピーを跳ね上げてリビングを延長することも可能だ。
リビングチェック
前室が装備されていないので、リビングを作る際は基本的にタープを張る。タープを使わない場合は、別売りのポールでフロントキャノピーを跳ね上げて、スペースを作ることも可能。
寝室チェック
インナーテントはなく、1枚生地のシングルウォール構造となる。フロアサイズは約230×230cm。大人4人の就寝が可能だ。フロアシートの耐水圧は5000mmを確保している。
換気チェック
ルーフトップに2カ所、左右のヒサシ付きサイドウインドウ、左右足元のメッシュ窓と、換気のための装備が多数。ルーフトップのベンチレーターはテント内から開閉できる。
注目ポイント①フレーム展開はワンタッチ式
テントの内側から傘を開くようにしてワンタッチでポールを開くことができる。多少力が必要になるが、慣れれば設営は素早くできる。
注目ポイント②大型バックウインドウ完備
背面には採光用の大型クリアウインドウを装備。開閉可能なカーテンが備えられているので、プライバシーも守られる。
注目ポイント③フロアは取り外し可能
フロアシートは、ファスナーで取り外しが可能。フロアレステントとして使用できる。このスタイルなら1~2人の使用がおすすめ。
DATA:
高さ約200cm 幅約230cm 奥行き約230cm
収納時
重量約13.4kg 本体約100×29×29cm
PHOTO/中里慎一郎
TEXT/牛島義之
出典:GARVY2022年6月号
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