快適なリビング作りのための、人気のシェルター設営方法4つのポイント!
オープンタープと違って、シェルターの魅力は「囲われ感」にある。たるみなく、きれいに設営することができれば、満足感も格別だ。
では、そのシェルターの設営方法をアドバイザーのヤマケンさんと一緒に見ていこう。
Adviser:ヤマケン
イラストレーター。愛称はヤマケン。キャンプ場でバイトをしながら日本各地を旅し、現在は自分のキャンプ場作りに向けて奮闘中でもある。
https://camp-in-japan.com
①前後を確認してシェルターを広げる
シェルターの前後を確認して、設営したい地面に広げる。たいてい前後にパネルを張り出せるが、前方しか張り出せないものは、ファスナーが2本あるほうが前。
②8カ所ペグで固定する
シェルターの中央部がきれいな長方形になるように全8カ所を上の写真の数字の順番にペグダウン。大抵のシェルターには設営を補助するテープが付いているので、このテープが直角になっていることを確認。
ヤマケンさんからのヒント
ペグは地面に対して直角〜シェルターの外側に傾かせると抜けにくいんです。足をペグの脇(幕側)に置くことで、ペグが幕側に傾くのを予防できます。テントでも同様ですよ。
③ポールを入れて立ち上げる
設営補助用テープに沿って全周をペグで固定したら、シェルター内にメインポールを入れてまっすぐ立てる。シェルターによっては、設営を補助するテープをゆるめておかないとうまく建てられないものもある。
④シェルターの左右と張り綱をペグで固定する
設営補助用テープのテンションを調整して生地のたるみをなくす。ファスナーがちゃんとしまるかどうかも確認。最後に張り綱を張り、全体に大きなシワが出ないように調整すれば完成だ。
写真のツインクレスタはY字ポールを採用することで上部の圧迫感を軽減。片面にサイドウォールを装備しており、西日や雨の降り込みを防いでくれる。別売で二又フレームも用意している。
明るいベージュで広く感じる。別売のハーフインナーを取り付ければテント代わりにも。別売フルインナーを装着する場合は二又フレームを用意すればより快適。
PHOTO/猪俣慎吾
TEXT/大森弘恵
協力/sotosotodays、ヤマケン
出典:ガルヴィ2022年6月号