知っておくと便利! ガスシングルバーナーのメリット・使い方の注意点は?
ファミリーキャンプ=ツーバーナー、トレッキングやカヌーツーリング=シングルバーナーというイメージがある。しかし、シングルバーナーを併用するファミリーは案外多い。
2口で同時調理できることがツーバーナーの特徴。でも、使うためにいちいちキッチンまで行かなくてはならない。一方で、シングルバーナーは手を伸ばしてすぐに引き寄せることができるので、朝一番のコーヒーなど、あまり動かなくてもサッと沸かせるというメリットがある。
SOTO アミカス
バーナーの真下にOD缶を取り付ける直結型シングルバーナー。非常に軽く、どこにでも持っていける。4本脚のゴトクで安定感よし。
SOTO レギュレーターストーブ FUSION
大型ゴトクで、なおかつ分離型ストーブのため安心して大鍋を載せられる。コストパフォーマンスのいいCB缶仕様。
ガスシングルバーナーの使い方
①メーカー指定の燃料缶を取り付ける
バルブが閉じていることを確認してから燃料を取り付ける。途中で付け替えるとやけどの危険があるので、燃料が十分残っている缶を装着しよう。
②バルブを開きながら着火
火力調節のバルブを半分くらい開いたら、自動点火装置をオン。このとき、ゴトクの上からのぞき込まないようにしよう。
バーナー使用時の注意点
バーナーはテント&タープの外側に置く
火災、やけど、一酸化炭素中毒などの危険があるのでテントやタープ、シェルターの下ではバーナー、ランタンを使わないで。また、張り綱の多い場所も避ける方が安心だ。
指定燃料を使う
形が同じに見えても、口金が微妙に異なっていたり、ガスの成分はメーカーごとに違っていたりするので、必ず指定の燃料を装着する。
消火直後のゴトクは熱い!
どのバーナーにもいえるが、消火直後のゴトクは熱い。触れるのはもちろん、ライターや布製のものを置かないように注意しよう。
燃料缶から遠ざける!
フレキシブルでしなやかなホースの場合、燃料缶をゴトクに近づけると、燃料に熱が伝わり危険。分離型の燃料缶はなるべく遠くにセット。
各バーナーの特徴、正しい使い方を知って、自分に合った牡蠣をチョイスしよう。
PHOTO/猪俣慎吾
TEXT/大森弘恵
協力/sotosotodays
出典:ガルヴィ2022年6月号