バッテリーランタン活用方法と3つのタイプ別紹介
キャンプの前に電池残量を確認
かつてはサブ扱いだったLEDランタンも、今ではメインを張れるほど大光量のものが登場。やけどの不安がないため、小さな子どもがいるファミリーに人気だ。
ただし燃焼系とは異なり、LEDランタンは電池残量を確認しづらいのが難点。キャンプに行くときは予備乾電池を用意し、充電タイプは満充電にしておきたい。
光の色を選べる場合は、白昼色や暖色で温かみを演出。蒸し暑い夜は白い光にすれば涼しげになる。
テント内の明かりに便利なLEDランタン
燃焼系ランタンとは異なり、LEDランタンはテントやタープ内でも使える。テント内に吊す場合は、重さにも注意したい。
コールマン
バッテリーガードランタン/1000
使っていないときの過放電を防ぎ、電池を長持ちさせるバッテリーガード機能を搭載。ウォームカラーの光で卓上やテント内をあたたかく照らしてくれる。防水性能IPX4対応。
ポーチライトとして使えるLEDライト
テントの出入り口に吊り下げておけば、夜中でも脱ぎ散らかした子どもの靴を探しやすい。吊しておいたライトをそのまま持って出かけられるのもメリットだ。
編集部私物LEDライト
背面にマグネットが装着されているので、生地を挟めばランタンハンガーのないテントやタープにも取り付けられる。クルマのボンネットや金属製クーラーボックスにもくっつけられるが、クルマやクーラーに傷がつくことも。注意しよう。
ひとりにひとつのヘッドランプ
登山だけでなく、キャンプでもひとつはほしい自分だけの光。軽くて明るいヘッドランプは、子どもに与える初めてのキャンプギアにも最適だ。デザイン性にすぐれ、軽いものを選びたい。
UCO ベータ
木肌みたいな模様のかわいいベルトが付いたヘッドランプ。本体もまるで木製で焼き印をつけたみたい。肌触りがよく、ベルトがずれにくいのも特徴だ。最大200ルーメン。
電池の種類を確認しよう
キャンプ用LEDランタンの電池は、乾電池、ボタン電池、USB充電、ソーラー充電など様々。事前に電池の種類を確認し、できれば予備も用意。とくにボタン電池は欲しいサイズがコンビニに置いていない場合もあるので注意。
パワフルな単一乾電池
大型で大光量のLEDランタンはパワフルな単一乾電池を使用していることが多い。
手軽なUSB充電
ケーブルがあれば、モバイルバッテリーから手軽に充電できるので安心。
軽くて手に入れやすい単四乾電池
ヘッドライトなど、コンパクトなLEDライトは単三、単四乾電池を使うものが多い。コンビニやキャンプ場売店で手に入れやすいのがうれしい。
予備を考えて、複数個所持しておきたいバッテリーランタン。年々性能が高いモデルが発売されているので、気になる製品をチェックしてみよう。
PHOTO/猪俣慎吾
TEXT/大森弘恵
協力/sotosotodays
出典:ガルヴィ2022年6月号