おしゃれソロキャンパーの愛車拝見! レンジローバーにカヌーを積んで西湖の人気キャンプ場へ
「みんな、どんなキャンプをしているだろう?」。そんな素朴な疑問にお答えするスペシャル企画。ソロキャンプとファミリーキャンプの両スタイルの達人に同行させてもらい、キャンプの流れやこだわりを紹介する。
今回はまずソロキャンプから。
■1日目 11:30 河口湖のスーパーでオシャレなキャンパーを発見!
ある土曜日の朝、河口湖周辺で、おしゃれなカヌーを載せた輸入SUVと遭遇。スーパーに立ち寄っていたので、思いきってお声がけ。
乗っていたのは大吉さん。インスタグラムでファミリーキャンプを中心としたスタイルを投稿し、雑誌からWEBメディアまで、幅広く出演しているインフルエンサーだ。
〈プロフィール〉塗装業 大吉さん
daikichi446というアカウントでインスタグラムにて活躍。3児のパパキャンパー。本業の腕を活かして「大吉ルアー」というルアーブランドを展開中。カヌーに乗ってバス釣りをするのが楽しみ。
タイミングを見計らって、「キャンプ、一緒にいいですか?」と聞いてみた。爽やかな笑顔とともにOKの返答をいただいた。快諾していただき、ありがとうございます!
この日のキャンプ、いつも一緒のご家族はおらず、おひとりだけ。「子どもたちが部活動や習いごとで忙しくなってきて、ファミリーキャンプをする機会が少なくなってきました。でも、自分は今後もキャンプを続けたくて、最近は少しずつソロキャンプをするようになりました」と大吉さん。
目指すのは西湖自由キャンプ場。最近のキャンプブームで、注目を集める施設のひとつ。西湖へすぐに出られる湖畔サイトが人気。予約は利用日の2カ月前からスタートするが、土日祝日は、予約開始からわずか5分で埋まってしまうほど。
■1日目 12:00 大型スーパーにて食材を購入
基本的には、事前に自宅近くのスーパーで買い物を済ませておく。生ものや要冷蔵のものなどは、キャンプ場へ行く途中で買う。「夕食のピザは、セブン-イレブンの製品がジャストサイズなので別で買います」
買った食材は、ブラウンカラーのヴィンテージクーラーに収納。「保冷力はあまりありませんが、サイトのいいアクセントになるので、キャンプには必ず持っていきます。ファミリーキャンプだと入りきらないのですが、ソロキャンプって荷物が少なくていいですね」
〈大吉さんの愛車を拝見!〉
新車で買ったという第2世代のレンジローバー。ヘッドランプが丸目から角形に変更され、旧式より高級感がプラスされたモデル。乗って数年後に事故が起きたそうで、フロントバンパーの下を大胆にカットしたところ、すっきりした印象に。ラゲッジには、ほぼ同じ高さのボックス類を並べて、その上にファニチャー類を置くのがポイント。ホイールは外観の雰囲気に合わせて自らブラックに塗装したそうだ。
■1日目 12:30 いざ! 西湖湖畔のキャンプ場へ!
チェックインの時間まで余裕があったので、西湖の周りをゆっくりとドライブ。「普段はクルマの上にカヌーを2艇載せています。1艇だけだと軽いせいか、スムーズに走れますね!」
上から見た西湖自由キャンプ場。すでに大型テントが湖畔サイトに広がり、平日にもかかわらず賑わっている。「いろんなテントが見られていい眺め。まだトンネル型が多いですね」
この続きは次回の記事にて。
PHOTO/中里慎一郎
TEXT/小川迪裕
出典/ガルヴィ2022年8月号