LEDランタンはどれがいい? サイズ感で選ぶならパワーバンクランタン
LEDランタンといえば、火を使わずに安全でコンパクトなのが特徴。でも、種類がたくさんありすぎて、どれにするか迷うかもしれない。そこで各メーカーのLEDランタンを徹底研究してみた。今回はモンベルのパワーバンクランタン。
ソロでもファミリーでもこのサイズ感が◎
モンベル パワーバンクランタン
■最大光量:600ルーメン
■連続点火時間:120時間(25ルーメン)
■本体充電時間:5~6時間
■入力:5V最大1.5A 出力:5V最大2.0A
【問】モンベル
https://www.montbell.jp
サイズ感
手のひらにすっぽり収まるコンパクトなボディ。ON/OFFボタンが大きくわかりやすいので、子どもでも使いやすい。重さは243gと軽量なので、常にバッグに忍ばせておいてもいいかも。
光チェック
温白色の明かりは、暖かい雰囲気と手元の見やすさを両立するLEDランタンらしい光。テーブルや調理台での使用にピッタリ。
気になるギミック
ムラなく優しい光を照らすシェードは、可変式で収納可能。リフレクターを持たない設計もボディの軽量化につながっている。ゆっくり点滅し、テントサイドで目印になるサイトマーカーモードも搭載。
トップ部に配置されたLEDの最大光量600ルーメン。明るさはハイ、ミドル、ローの3段階に切り替えることが可能。25ルーメンで最長12O時間照射することができる。
充電ポート
入出力のポートは、まとめて底部に配置。リチウムイオン電池を内蔵しているのでモバイルバッテリーとしても使用することができる。充電はmicro USBで約5~6時間ほど。
詳しい解説
LEDがトップに設置されているので、一見すると直線的な光なのかと思いきや、可動式シェードを伸ばして使うことで、広範囲を明るく照らす。防水仕様は、さすがのモンベル。突然の雨だって、なんのその。
テーブルなどの上に置いて使用しても安定感があり、底部には吊り下げ用のフックも装備。シンプルなデザインは、他のキャンプ用品と組み合わせてもうまくなじむ。スペースも取らないので、食卓の明かりやテント内に吊り下げることもできる。メインはもちろん、サブライトとして、ひとつ持っているといろいろな場面で活躍することまちがいないだろう。
個人的にはモバイルバッテリーも兼ねて、バイクのツーリングキャンプなどのソロキャンプで必ずバッグに忍ばせるアイテムになりそうだ。
PHOTO/高柳 健
TEXT/高梨達徳
THANKS/柿山田オートキャンプガーデン
出典/ガルヴィ2021年10月号