LEDランタンはどれがいい? デザインにこだわりたいならプレイ ヘックス ソーラー
LEDランタンといえば、火を使わずに安全でコンパクトなのが特徴。でも、種類がたくさんありすぎて、どれにするか迷うかもしれない。そこで各メーカーのLEDランタンを徹底研究してみた。今回はルートコーのプレイ ヘックス ソーラー。
ちょっと特徴的なのは形だけではないんです
ルートコー プレイ ヘックス ソーラー
■最大光量:1500ルーメン
■連続点火時間:400時間(15ルーメン)
■本体充電時間:6~7時間(USB充電)
■入力:DC5V/2A 出力:5V最大2A
【問】ルートコー
https://www.rootco-shop.jp
サイズ感
横長のボディは、手のひらに収まるサイズ。大容量のバッテリーを内蔵しているが、とくに重さを感じることはない。指がよくかかるので、ハンドライトとしては、持ちやすい。
光チェック
3方向にLEDが向いているので、直線的な明かりながら、広い範囲を照らしている。テーブルに置いて使用する場合は、コーナー側から照らした方が広範囲に広がりそうだ。
気になるギミック
本体収納用マルチポーチは、カラビナと組み合わせて、ランタンハンガー用に吊り下げることができる。ハンドライトとして使用する際は、落下防止のストラップに早変わり。アレンジ次第で自分なりの使い方が見つかるかも?
120個のLEDは、暖色、白色、混合色と3つの色温度に変更可能。照度は5段階に切り替えることが可能で、最大1500ルーメンの明るさで出力が可能。シーンに合わせて自分の好みを見つけたい。
充電ポート
充電、出力ポートは、スイッチ類とまとめて側面に配置。ソーラーパネルは、夏場の晴天時に約6時間の充電で10時間点灯可能(最小照度)。ハイパワーなバッテリーは、スマホだけではなく、タブレットの充電もOK。
詳しい解説
焚き火やガスランタンなど、本物の火を楽しみたいキャンパーにとって、LEDランタンはサブ的な使われ方が多い。とはいえ、他のキャンパーとはひと味違ったエッセンスを加えたい。そんなワガママをかなえてくれるのが、この六角形型のLEDランタンだ。
3面に配置されたLEDパネルは、120個のLEDチップを搭載。最大光量は、驚くほど明るい。残りの3面にはソーラーパネルを装備。正直なところ、個人的に、この手のアイテムは充電を忘れることが多いので、かゆいところに手が届いたといったところ。
一番おもしろいのは、本体を収納する専用マルチポーチの使い方だろう。本体の金具とカラビナを組み合わせることで、ランタンハンガーからライトを下に向けて吊るすことができるのだ。IP65に準拠拠しているので防塵・防水性能も抜群。急な悪天候時でも安心して使えるのは心強い。
そんな多機能さを備えつつ、個性的なデザインのランタンは、使っていても、眺めていても楽しい。キャンプサイトのアクセントになってくれるだろう。
PHOTO/高柳 健
TEXT/高梨達徳
THANKS/柿山田オートキャンプガーデン
出典/ガルヴィ2021年10月号