LEDランタンはどれがいい? タフネスさで選ぶならジェントス EX-300H
LEDランタンといえば、火を使わずに安全でコンパクトなのが特徴。でも、種類がたくさんありすぎて、どれにするか迷うかもしれない。そこで各メーカーのLEDランタンを徹底研究してみた。今回はジェントス EX-300H。
タフネスさを追求した頑強LEDランタン
ジェントス EX-300H
■最大光量:1300ルーメン
■連続点火時間:270時間(暖色/弱)
■本体充電時間:6時間
【問】ジェントスお客様相談窓口
サイズ感
ボディのサイズは小さいが、充電池が内蔵されているので重量感はしっかりある。ON/OFFスイッチは、充電時のインジゲーターランプとしての機能も備えている。
光チェック
反射パネルに光を当てているので、上下左右どの方向でも一定の光を放つ。光が揺れるキャドルモードは、焚き火の明かりのように癒やし効果があるかも。
気になるギミック
専用充電池の充電時間は、約6時間。バッテリーのみでもmicro USBでチャージすることができるので、乾電池と併用ができる。寿命は充放電300回ほど。オプションパーツとして、充電池のみ追加で購入も可能だ。
滑り止め加工された大きなキャリングハンドルだけではなく、底部にはビルトインフックを装備。テントなどの天井の低い場所でも、逆さに吊るした状態で使用できる。
充電ポート
充電池だけではなく、アルカリ単一乾電池3本でも使うことができる。出力ポートは電源スイッチの上。乾電池を使用した場合、電池残量が50%を下回ると給電できなくなるので要注意だ。
詳しい解説
使用用途によって、ランタンに求める機能は人それぞれだが、タフネスさを追求するなら、このモデル一択かもしれない。
耐塵機能はもちろん、防水機能は最大水深2mまで対応。さらに10mの高さからの落下にも耐えられるタフさをもつ。ランタンハンガーが倒れたり、うっかり子どもが落としても全然心配いらず。実際、手に持ってみるとボディがしっかり作り込まれているのがわかる。まるでMILスペックをクリアした軍用ガジェットのよう。サイズは小さいが重量感がある。
明かりを灯せば、3色に切り替えられ、光量がランダムに変化し「ろうそく」の揺れを再現したキャンドルモードを搭載するなど、遊び心満点。バッテリーと乾電池を、どちらも使えるハイブリッド設計なので、もし充電を忘れても安心だ。
キャンプでの利用はもちろん、釣りやサーフィンといったマリン・アクティビティでも大活躍はまちがいないので、常にクルマの荷室に積んでおきたいアイテムだ。
PHOTO/高柳 健
TEXT/高梨達徳
THANKS/柿山田オートキャンプガーデン
出典/ガルヴィ2021年10月号