モンベルの名作シュラフ「バロウバッグ」がさらに進化! その特徴をチェック!
気温が下がる秋冬キャンプでとくにその重要性を感じるのが、寝袋(シュラフ)。使用する環境や気温に適したモデルを選びたいが、中綿の種類にも注目したい。主に「化繊」と「ダウン」の2種類があり、軽くて寝心地も良いとされるダウンだが、価格が高くなりやすく保管も難しい。メンテナンスを怠るとカビが生えてしまうので注意が必要だ。
一方で化繊は保温性が高く、耐久性に優れるうえに手頃な価格のものが多いので、ファミリーキャンプで人数分揃える際などは、「化繊の寝袋(シュラフ)」のほうが負担が少ない。
その化繊シュラフの代表的な存在として知られるのが、モンベルの「バロウバッグシリーズ」だ。独自素材「エクセロフト」を中綿に使用した今シーズンのモデルは、新構造となる「シームレス構造」採用するなど、さらなる進化を遂げている。その性能をチェックしていこう。
シームレス バロウバッグ #1
2万900円
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1121424
独自開発の化繊綿「エクセロフト」
まずチェックしておきたいのが、モンベル独自の化繊綿「エクセロフト」の特長。3種類の異なる太さのポリエステル繊維をブレンドしそれぞれの特長を発揮することで、高い保温性と耐久性を実現している。繊維同士は独自の方法で固着しているので、耐久性も十分。
また、濡れに強いのも特長で、保水しないポリエステル繊維の一本一本に、シリコーンコーティングを施してはっ水性を高めているので、汗や雨などで濡れても、ロフトを損なわず、保温力をキープする。
中綿の保温性能を最大限引き出す「シームレス構造」
一般的なシュラフは、中綿の偏りを防ぐためにキルティング加工されているが、縫い目からの放熱やコールドスポットが発生するという弱点がある。バロウバッグの新モデルは縫い目を極限まで減らすことで、中綿本来のかさ高さを損なわず、暖かい空気を蓄えることができる。
これは、繊維を互いに固着することで優れた耐久性を備える「エクセロフト」だからこそ実現できる技術で、キルティング加工をすることなく最小限の縫製が可能となっている。シンプルな構造で、中綿の最大限の保温性能を実現しているのだ。また、収納時にはよりコンパクトになる点も見逃せない。
抜群の伸縮性「スーパースパイラルストレッチ システム」
シュラフの内側(体に接する面)には、就寝中の無意識な体の動きを妨げない「スーパースパイラルストレッチ システム」を採用。生地と糸ゴムによる抜群の伸縮で、体に優しくフィットする。空気がシュラフ外に出る隙間をほとんど残さないため、保温効率にも優れている。
豊富なラインアップで、季節に適したモデルを
シームレス バロウバッグ #2
1万8150円
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1121425
シームレス バロウバッグ #3
1万5950円
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1121426
シームレス バロウバッグ #5
1万3750円
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1121427
湿気や濡れに強く、メンテナンスしやすいのは化繊シュラフの大きなメリット。さらに保温性を高めるシームレス構造を採用することで、より万能なシュラフとなった新しい「バロウバッグシリーズ」。その寝心地をぜひ体験してほしい。
【問】モンベル
https://www.montbell.jp/