焚き火好き編集部員が実際に愛用するマイベスト焚き火台! その魅力とは?
長い年月、焚き火を楽しんできたGARVY連載陣やスタッフたちは、どんな焚き火台を愛用しているのだろうか。数ある所持品のなかで「いまはこれがベスト!」と思う焚き火台とその理由を語ってもらった!
ベルモント TABI
おすすめするのは…
大森弘恵
プロフィール:
GARVY編集・ライター歴は30年ほど。キャンプを中心に旅や車中泊などの雑誌やWebで活動中のフリーランス。
使用開始時期:2020年5月
長らくユニフレームのファイアスタンドをカスタムして使ってきたけれど、ゴトクがないのが不便で、焚き火台探しをしていた頃に登場したベルモント・tabi。チタンプレートを4枚組み合わせるので、軽い・コンパクト収納・片側の板を外せば少しくらい長い薪ならそのまま入れられると知り一目惚れ。早々に予約して購入した。
ハーフサイズのゴトク兼網が付いているし、ソロやデュオだったら十分なサイズ感が気に入っている。おまけにチタンだからといって決してバカ高くはない。これ、大事。唯一の難点は、少しだけ脚が入りづらいときがあること。より簡単な、開くだけで組み立てられるテンマクデザイン・男前ファイアグリルも発売初日に購入していて、これにロングサイズがあれば優勝かなとも思う。
モノラル ワイヤフレームライト
おすすめするのは…
風間貴允
プロフィール:
1982年11月1日生まれ。休日は焚き火をするために関東近郊キャンプ場へ出かける日々。肉や野菜、魚介類などの丸ごと串焼きにハマり中。
使用開始時期:2021年10月
とにかく軽く、積み込みやパッキングのときから楽々です。「軽さ重視。でもしっかりした炎を楽しみたい」という人にはベストではないでしょうか。ソロ~デュオくらいであれば十分な大きさで、フレーム構造も特徴的でおもしろい。焚き火シートは不可欠ですが、耐熱クロスはそれほど灰が落ちず、片付けも簡単です。
何より、あまり蓄熱しないのですぐ撤収できるのがいい。専用ゴトクがないので本格的な料理には不向きですが、ソロクッカーを火床に置いて湯沸かしや煮込み料理は可能。浅型のフラットな火床なので、薪の組み方ですぐに炎の形が変わるのも楽しい。ついつい時間を忘れてしまいます。
ソロストーブ キャンプファイヤー
おすすめするのは…
渡辺圭史
プロフィール:
アウトドア用品メーカー、出版社を経て、フリーランスの編集者兼ライターとして、いろいろなメディアで執筆中。クルマで移動しながら全国各地を取材する。キャンプ歴は40年以上になる。
使用開始時期:2019年秋
炎を簡単に操れて、調理に使える焚き火台を探し、たどり着いたアイテムがこれでした。このキャンプファイヤーはバックパックには大きいサイズですが、クルマでのソロキャンプにはピッタリ。
燃焼効率がいいので、灰もほとんど残らないし、底がそれほど熱くならないので、卓上で使えるのも重宝しています。炉の温度がしっかり上昇したら、調理に合わせて、用意しておいた小さな薪で調整しながら、効率よく燃える炎を楽しんでいます。
出展:GARVY2022年10月号