2022年デビュー限定! 最新焚き火台の注目株3選②
いよいよ焚き火が楽しいシーズンが始まる。定番モデルもいいけれど、ニューフェイスの焚き火台はよく燃える、料理しやすい、超軽量など特徴あるモデルがズラリ。そのなかから注目株を厳選して紹介しよう!
①muraco スター・トーチ・フィフティ
地上50cm! 熱によるダメージを防ぐ宙に浮いた炎
五角形のマイクロメッシュ製火床を使ったかがり火みたいな焚き火台。火床の高さはなんと50cm。フレームはmuracoらしいブラックで、夜は目の前に炎が浮かんで見えるのがおもしろい。ローインパクトでありつつ炎の美しさを愛でられるし、立って焚き火を囲むなんてときもちょうどいい。5本脚という安定感の高さもポイントだ。
ポールはプッシュボタン式
プッシュボタンで接続するポール(脚)をセンターパーツに通し火床を付けるだけ。プッシュボタンが抜けづらくするのも優秀。
ステンレスメッシュ火床
しなやかで端の処理もきちんとなされたステンレスメッシュ火床を採用。不意に触れて肌を傷める不安を低減している。
美しく正確な切削加工
センターパーツは美しく、ポールを入れる際のぐらつきや引っかかりがない。破損の不安もなく火床さえ交換すれば長く使えそう。
組み立てやすさ ★★★★
コンパクト収納 ★★★★
薪の組み方アレンジ ★★★
調理しやすさ ★
muraco スター・トーチ・フィフティ
2万7500円
サイズ:38×38×H54cm 収納サイズ:φ10×45cm
重量:1.1kg
【問】シンワ ムラコ事業部
②TOKYO CRAFTS 焚き火台マクライト
炎が美しく見える工夫がいっぱい
軽量焚き火台だが、40cmの薪を難なく受け止められる大きな火床を持ち、ソロでもファミキャンでも扱いやすい。火床の耐荷重は15kg! 使用後は脚兼用の側板を1枚だけはずして傾ければ、灰だけ滑り落ちる。片付けも楽ちんだ。火床は一重でかなり地面に近いので焚き火シートはマスト。
熾や灰が舞い上がりにくい
V形の火床とスリット入りの側板が風による舞い上がりを低減。よく燃えるうえチラ見えする炎が美しい。
脚兼側板と火床、ゴトクのみ
半分にたためる広い火床、スピット(ゴトク)、脚兼用の側板2枚のみ。火床の棒に側板を差してから火床にはめ込む。
組み立てやすさ ★★★★★
コンパクト収納 ★★★★★
薪の組み方アレンジ ★★★★★
調理しやすさ ★★★★
TOKYO CRAFTS 焚き火台マクライト
1万2980円
サイズ:36×40×H32cm 収納サイズ:21×40×H2.5cm
重量:794g
【問】TOKYO CRAFTS
③DOD ぺらもえファイヤー
地面にやさしいスタンド+遮熱板!
二次燃焼を楽しむDOD“もえ”シリーズ。3モデルのちょうど中間のサイズでありながら、ぷちもえよりも薄型収納を実現した。幅は約30cmなので40cm薪だと切る必要があるが、持ち運びしやすいサイズだし、なにより遮熱板を差し込んだ焚き火台を耐熱テーブルに載せることで熱の影響は極めて低いのがステキ。小さいけれどゴトク(耐荷重約3kg)がついているので湯沸かしにも対応。
抜群の燃焼効率
二次燃焼を促すのでよく燃えるし燃え残りはごくわずかな灰のみ。勢いのある炎を楽しみたい人にぴったり。
拾った薪を燃やすのにちょうどいい
比較的コンパクトなので30cm程度の薪がベスト。拾ってきた薪でもよく燃え、燃え残りが少ないのがうれしい。
組み立てやすさ ★★★★★
コンパクト収納 ★★★★★
薪の組み方アレンジ ★★★★★
調理しやすさ ★★★★
DOD ぺらもえファイヤー
9750円
サイズ:32×14×H23cm 収納サイズ:32×23×H3cm
重量:1.8kg
【問】ビーズ
出典/ガルヴィ2022年10月号