【絶品肉塊料理】つくらないと損!焚き火でつくる塊肉の美味しいつくり方
今回は食欲の秋にぜひとも挑戦してほしい「肉塊料理」を紹介。
外ごはんスタイリストの風森美絵さんに、とっておきのレシピを伝授してもらった。
■外ごはんスタイリスト 風森美絵さん
アウトドアクッキングのレシピ提案を行う「外ごはんスタイリスト」。
焚き火を愛する画家であり、アートディレクターとしても活躍。
プロダクトプロデュースを手掛けるだけでなく、雑誌やTVなどの数多くのメディアでマルチに活動している。
■〈炭火網でつくる〉豪快ステーキ
~30分でできるキャンプ飯のメインディッシュ~
今回のレシピのなかで最も作業が少ないシンプルさ。
大きなポイントは「焼いた肉を、アルミホイルに包んでいったん休ませる(時間をおく)こと」と風森さん。
これで肉汁が肉に閉じ込められるという。簡単だけど奥が深い!
■材料
牛の肩ロース…300ℊ
塩…適量
コショウ…適量
ガーリックパウダー…適量
■つくり方
①肉の両面に塩、コショウをふる。
②両面にしっかり焼き色を付けたら火から下ろし、アルミホイルで包んで15分ほど置いておく。
③お好みでガーリックパウダーをふる。
■〈焚き火ダッチオーブンでつくる〉牛バラ肉の煮込み
~焚き火を楽しみながらコトコト煮込む~
ダッチオーブンなら、簡単にうまい肉料理ができるという代表例。
「焚き火を楽しみながら、時間があれば3時間でも5時間でも煮込むと、さらにうまみが増します」と風森さん。
秋の夜長を味わいながら、ゆっくり調理も楽しんで!
■材料
牛バラブロック…500ℊ
ニンジン…3本
タマネギ…2個
ニンニク…2かけ
赤ワイン…200cc
水…400cc
塩…適量
コショウ…適量
オリーブオイル…大さじ1
■つくり方
①肉に塩、コショウをしておく。
②ダッチオーブンにオリーブオイルを入れて熱し、牛肉を入れて焦げ目がしっかり付くまで焼いたら取り出しておく。
③そのままのダッチオーブンに潰したニンニクとスライスしたタマネギ、適当に切ったニンジンを加えて炒める。
④タマネギがしんなりするぐらい炒め、牛肉を戻し、赤ワインと水を加え1時間以上煮込む。
PHOTO/中里慎一郎
TEXT/大橋保之(カーネル)
出典/ガルヴィ2022年10月号