コーヒー焙煎はハードルが高い?簡単にできる焙煎方法を伝授!
キャンプでコーヒーを楽しみ出したら、次にやりたくなるのがコーヒー豆の焙煎。
自宅だと煙や匂いが気になるかもしれないが、キャンプ場では気兼ねなく楽しめる。
興味が湧いたら、ぜひチャレンジしてみよう。
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■コーヒーの味は「焙煎」によって大きく変わる
淡緑色の生豆を加熱することで茶褐色に、さらに加熱すると黒褐色に変化していく。
この焙煎度合によって「浅煎り」「中煎り」「深煎り」、さらに細かく分けるとライトローストからイタリアンローストまで8段階になる。
味は煎りが浅いほど酸味が強く、深いほど苦みが強くなる。
そんな知識が増えると豆選びが楽しくなるし、自分で焙煎したいという好奇心も湧いてくる。
■手網で楽しむ焙煎の基本
①焙煎器に生豆を入れる。使う器具の適正量にもよるが、まずは50gくらいから始めると失敗が少ない。
②火の上で左右に振って加熱。パチパチとはぜる「1ハゼ」が聞こえたら浅煎り〜中煎りに仕上がっている合図。
③さらに加熱を続けると、少し高い音ではぜる「2ハゼ」が聞こえてくる。これが中煎り〜深煎りの合図。
④好みの焙煎度合になったらザルなどにあけ、うちわで扇いで粗熱やチャフを取る。冷めればできあがり。
■おすすめコーヒー豆
生豆は一般的なコーヒーショップでは販売していないので、生豆取扱店やネットショップで購入しよう。
焙煎後の豆よりも比較的安く購入できる。
●エチオピア・ヘレフG1
現地から直接買い付けを行うコーヒー生豆専門会社が扱う国内初輸入の生豆。
600軒ほどの小農家が農薬を使わずていねいに育て、自然に負荷をかけないように生産している。
価格:460円/100g
【問】一宮物産
●LOGOS CAFE 生豆パック(ランドブレンド)
ブラジル・セラード地区の「手摘み完熟豆」をバランスよくブレンドしたオリジナル生豆パック。
スッキリとした味わいが楽しめる。
価格:450円/100g
【問】ロゴスコーポレーション
PHOTO/佐藤弘樹
TEXT/牛島義之
出典/ガルヴィ2022年12月号