最新装備のキャンピングカーレンタル!キャブコン初心者も安心して運転できる
キャンプ人気の盛り上がりとともにキャンピングカーへの注目度は右肩上がり。
冷たい雨の中、テントを張らなくても手足を伸ばして眠れるし、自分好みのインテリアにして日常的に趣味部屋として活用できるのはキャンピングカーならではのメリットだ。とくに背が高くゆったりした居住スペースを持つキャブコンは、自然豊かなキャンプ場でもホテルライクなステイができる。
けれどもキャンピングカー初心者にとって、運転時にその大きさは不安でしかない。
全国に32の営業所を持つ「ジャパンキャンピングカーレンタルセンター」によると「カムロードベースのキャブコンは大きいけれども思いのほか小回りがききます。背の高さとリアタイヤの後ろの長さに気をつければ、問題なく運転できますよ。全車3.5トン未満なので普通免許で大丈夫。たしかにスピードは出せませんが、のんびりドライブを楽しんで」と太鼓判を押す。
はたして本当なのか?
「星野リゾート アルツ磐梯」でのゲレンデ泊+温泉+リフト券がセットになったお得なレンタカープランがあると聞き、キャブコン初心者の編集部員がチャレンジしてきた!
装備の使い方をしっかり確認
車両の受け渡し時には車両チェックをおこなう。乗用車を借りる際の手続きとほぼ同じだ。
ただし、ベッドメイクやスイッチの位置などはキャンピングカーによって異なるし、家具の使い方ひとつとってもキャンピングカー初心者にはわからないことだらけ。とくにベッドメイクとFFヒーターの使い方がわからないと致命的なので、徹底的に教えてもらおう。
使い方に納得すれば、書類にサインをして出発だ。
合流は助手席からサポート
今回、レンタルしたのは「ロビンソン106」というカムロードがベースの車両で運転席が高い!
バックミラーはバックアイカメラと連動していて視界は広いが、半面、スーパーの駐車場に入る時や高速道路の合流などでは架装部分が膨らんで両側が乗用車よりも見えづらく感じるので注意が必要だ。歩行者やほかの車両、頭上に看板がないか、助手席の人がサポート。キャブコン初心者の我々は誰ひとりとして眠る暇はないが、それでも1時間ほど運転すると挙動に慣れる。
高速道路を下りたら、必ず給油。2泊3日でFFヒーターを使うため、そして凍結防止のためだ。
キャンピングカーで買い物に行ったついでに、雪がたっぷり降り積もった広場を見つけ、ゲレンデまで待ちきれずにスノーシュー遊び。こんな自由な旅ができるのも、レンタルキャンピングカーだからこそ。
焦らずゆっくり、ゆとりの計画
日常的にハイエースやデリカを運転している編集部員。不安いっぱいの初キャブコンだったが移動時間に余裕をもった計画をたてたおかげだろう、大きなトラブルもなく星野リゾート アルツ磐梯に到着できた。
この日は少し風が強く、また、大型トラックが追い越すたびにハンドルが取られるように感じたが、すぐに慣れる。
駐車場では少しくらい出入り口に遠くても空いたエリアを選び、高速道路では80km/h巡航を心がけていれば大騒ぎすることはまずない。
今回は朝一番に車両を借りたが、前夜出発の場合は18時以降であれば追加料金なしとのこと。
慣れないクルマでの夜中の運転は注意が必要だが、前日に手続きや荷物の積み込みを行えるのは大きなアドバンテージだ。
平日1泊2日で5万3100円、4人利用だと1人1万3275円。これには、サイト代・ホテルの温泉利用・リフト1日券(1泊につき1日券×人数分)が含まれた価格。ほかにも、24時間無料シャワーや温水プール、ホテル内のラウンジ利用、ギアの乾燥サービスまで充実したプラン内容。さらに平日なら、ウエアとギアのレンタルも無料! これだけ含まれていながら、通常のレンタルより半額近くお得になるので、「キャンピングカー未体験」「冬キャンプをしてみたかった」「家族や友達みんなでスキー・スノボを楽しみたい」という人におすすめだ。
10人乗車のロビンソン106にゆったり3人で乗っていたわけだが、唯一とも言える誤算は後部の冷え。ゆったりサイズが徒となり、ドライブ中は後部座席がなかなかあたたまらない。手持ちのブランケットを床に敷いて対応したが、スリッパを持っていけばより快適だったかも。
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URL: https://japan-crc.com/hoshino_campingcar/
PHOTO/逢坂聡 TEXT/大森弘恵
「キャンピングカーのおすすめリース車種3選!選び方のポイントも紹介」(外部リンク)