【星野リゾート】でキャンピングカー宿泊!? 贅沢すぎるプランを堪能
スキーやスノーボードにハマっている人なら、一度や二度はゲレンデの駐車場で仮眠したことがあるだろう。
「ジャパンキャンピングカーレンタルセンター」のキャンピングカーを運転して「星野リゾート アルツ磐梯」のゲレンデ前で宿泊する「車中泊プラン」は、一見、駐車場仮眠と変わりがない。けれども体験してみるとその快適さは雲泥の差がある。
キャンピングカーの快適設備を利用できるのはもちろん、ホテルのパブリックスペースを利用できるのだから。
宿泊者専用の温泉は何度でも利用OK。チェックアウト後(18時まで)でも利用できるので汗を流して帰途につけるのはありがたい。
雪まみれの板とブーツをキャンピングカーに入れると床が濡れる危険があるが、専用ロッカーで保管できるのがうれしい。
ブーツが冷え切ることはなく、汗を含んだインナーブーツが乾きやすいのもメリットだ。
踊らにゃそん、イベント参加が楽しい
ホテルのロビーでは星野リゾートらしく地元に寄り添うイベントが開催される。
たとえば民踊『会津磐梯山』にあわせてみんなで踊る盆踊り「あいばせ!踊らんしょ」。歌詞や振り付けの意味を教わりながら海外からのお客さまたちといっしょに踊る。言葉が通じなくても仲よくなれるのが不思議だ。
好みの茶葉を砕いてオリジナル薬草茶を作る「薬研こしぇる茶」。こちらも会津にちなんだアクティビティだ。Books&Cafeで自由に体験できるとあって人気が高い。しかも無料だ。
この日はあらかじめバランスよくブレンドされた茶葉に、おなかの調子を整えるサルノコシカケをプラス。温泉効果と相まって、ツル肌を目指してみたが、その効果は?
車中泊プランではホテル内レストランの利用はできないが、ロビーの「会津SAKE Bar」は利用OK。貴重な日本酒をおちょこ1杯から購入できる人気のバーだ。雪が降り積もる夜の山道を運転して出かけることはないので安心して会津の酒に親しみたい。
スキー場隣接のホテルなのでストライダーやスキー、スノーボードのレンタルができるのは当たり前。平日はウエアとスキーorスノーボードのギアは無料でレンタル可能!
おもしろいのは会津にちなんだ赤べこそりや赤べこウエアも用意されていること(有料)。こんな体験、めったにできない。
雪上車だって赤べこ。午後はこの雪上車に乗ってホテル周辺を周遊する無料サービスがありファミリー人気が高い。
ほかにもスキー前に身体をほぐす「爽朝ストレッチ」とアフタースキーの「寝夜のおやすみストレッチ」、絵付け体験、炭火でのおやつ作りなど気軽に参加できるアクティビティがたっぷり用意されている。
アクティビティを通して会津文化に興味を持てる。帰りは猪苗代湖に立ち寄ったり、道の駅でおみやげを購入したり、街中にあるいろんな赤べこを探してみたり。
いつもの「キャンプだけ」、「スキー&スノーボードを楽しむだけ」ではなくちょっと旅に深みが増す。これもゲレンデ泊プランの魅力だ。
編集部は最も寒い時期に訪れたが、天気が落ち着いてくる3月以降がおすすめ!
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URL: https://japan-crc.com/hoshino_campingcar/
PHOTO/逢坂聡 TEXT/大森弘恵