春先キャンプの防寒対策知ってる?驚くほど役に立つ防寒術4選
春先のフィールドは思った以上に寒い。防寒対策を怠っていると、とっても辛い思い出になってしまう。
そんなことにならないように、きちんと対策をしてポカポカなキャンプを楽しんでみよう!
今回はキャンプで使える電気製品について解説。
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■最初に知っておきたいこと
キャンプ場のAC電源は何でも使える?
サイトにAC電源が付いていると便利だが、どんな家電でも使えるわけではない。
というのも、AC電源は使用できるワット数が決められており、それを超えて使用するとブレーカーが落ちてしまう。
キャンプ場によっても違うが、使用できる上限はおおよそ1000W。
なので事前に、使いたい家電の消費電力を確認しておこう。
AC電源に電源コードをつなぎ家電に接続。
テーブルタップがあれば複数使えるが消費電力に注意。
キャンプ場によっても違うが、電源の使用料は1泊500〜1000円ほど。
防水仕様の電源コードを準備しよう
AC電源から電気を引き込むには電源コードが必要だ。
コードを巻き取れるコードリールでもいいし、リールのない延長コードでもOK。
ただし水濡れや耐久性を考えて、どちらも屋外用の防水モデルを選ぶようにしたい。
電源コードの長さは、キャンプ場のAC電源がある場所にもよるが、10mタイプを用意しておくと安心だ。
またキャンプ場によっては、電源コードのレンタルもあるので、事前にチェックしておこう。
スノーピーク/フィールドコードリール
1万3800円
広いサイトでも余裕の20mコードリール。1500Wまでの利用が可能だ。
コンセント部分は雨の侵入を防ぐ防雨キャップ付き。
①ホットカーペットを使いこなそう!
暖房器具のなかでいちばん人気があるのはホットカーペット。
これをどのように使うのかというと、まずテントフロアの上にテントマット、そのうえにホットカーペットを敷き、ホットカーペットカバー、スリーピングマットの順に重ねる。
こうすれば、寒い冬の夜でも暖かく寝られる。
2畳用のホットカーペットを敷くとこんな感じ。2〜3人が並んで寝られるぐらいの広さだ。
➁ホットカーペットでこたつリビングを作ろう
本物のこたつを持っていってもいいけれど、それでは荷物が多くなりすぎるので、こんなスタイルをおすすめしたい。
それが「ロゴス/こたつ布団シュラフ12060」を使った「こたつリビング」だ。
スクリーンタープや2ルームテントのリビングにフロアシート、ピクニックシート、ホットカーペット、ホットカーペットカバーの順に敷き、そのうえにこたつ布団シュラフをセットしたテーブルを載せれば完成。
ロゴス/こたつ布団シュラフ12060
8900円
テーブルにかけるとこたつになるシュラフ。中央部分を外すとテーブル天板が利用できる。
テーブルがハイポジションでも使うことが可能。テーブルの推奨サイズは120×60×70cm。
汚れても丸洗いが可能。持ち運びに便利な収納バッグ付きで収納サイズは約32×32×46cm。
③電気アイテムをもっと持ち出そう!
ロゴス/LOGOSヒートユニット・チェアシート
8900円
低温モードで約3.5時間、高温モードで約2時間発熱。チェアやベンチの上でも使える。
ロゴス/LOGOSヒートユニット・ベスト
1万7900円
3段階の温度設定が可能なベスト。アウターは取り外して洗濯ができる。サイズはSとL。
ロゴス/LOGOSヒートユニット・アンダーシュラフマット7900円
シュラフの中に敷いて使えるほか、敷物や膝掛けでも使用可能。裏面は防水仕様。
④サイトにAC電源がなくてもOK!
AC電源サイトがないキャンプ場でも、大容量バッテリーを使えば暖を取ることができる。
ただし大容量バッテリーの容量は500W前後なので、使える暖房は電気毛布ぐらい。
とはいえスリーピングマットの下に電気毛布を敷けば、暖かく寝られる。
注意点は、氷点下だとバッテリーの性能が落ちるので、保温の工夫が必要なこと。
TEXT/牛島義之
PHOTO/佐藤弘樹
出典/ガルヴィ2019年12月号
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