たったの100グラムの焚き火台!軽さにとことんこだわった一品を徹底分析
キャンパーにとって気になるギアのひとつは、やはり焚き火台。
そこで、近年に発売された中から個性的な焚き火台を取り上げて、徹底分析してみた。
今回はモノラルの「ワイヤフレーム フェザー」を紹介!
モノラル「ワイヤフレーム フェザー」
特殊耐熱クロスとステンレスのフレームを組み合わせた軽量焚き火台「ワイヤフレーム」がさらに軽量化し、たったの100g!
「軽すぎると、すぐに壊れてしまうのではないか……」と心配する人もいるかもしれないが、案ずることなかれ。
フレームは独自開発のテンションボックス構造を採用し、フレーム先端のフックに火床のワイヤーを引っかけることでテンションがかかり、火床が三角形で固定される。
火床は特殊耐熱クロスではなくチタンメッシュを使用することで、軽さと耐久性が向上。
メッシュ生地なので風が通りやすく、火力もしっかり維持する。
本体がとても軽いことから、燃やす薪が小さければ本体を片手で持ち上げられるため、移動も簡単。
極限まで軽くなった焚き火台は、登山、自転車、バイク、さらには公共交通機関を使ったキャンプなどどんなスタイルでも持ち運べる理想のアイテムだ。
■組み立て・撤収ポイント
収納袋の口はベルクロタイプで出し入れは簡単。フレームは丸い軸を起点に回転すればすぐに開く。
フレーム先端のフックに火床のワイヤーを引っかければ完成。組み立て時間は1分ほど。
■薪の置きやすさ
薪を入れると火床からはみ出てしまうが、十字にして組むと安定して重ねられる。
うまく重ねられないようであれば、薪を半分から1/3ほどに細く割ってのせてみよう。
薪がある程度燃えると中央が折れるので、自然とちょうどいいサイズになっていく。
薪はたくさん置かないようにして、少ない量でじっくりと炎を見て楽しんでみてほしい。
■炎とゴトクとの距離
私物のゴトクの上にメスティンを置いてみた。ゴトクから火床まで8㎝で、薪を組むとゴトクとの距離はほぼゼロ。
耐荷重も500gとあまり高くないため、シェラカップなど小さいものを使おう。
■灰の落ち具合
メッシュの編み目は小さく、灰は火床から落ちなかった。また、火床は中央がくぼんでおり、中で収まっていた。
ただし、地面までの距離は10㎝なので場所によっては耐火シートが必要。
■収納時
サイズ:13×34cm
重量:125g
紙のような収納袋には撥水性があるので濡れても安心。ループがついており、指に通して楽に持ち運べる。カラビナなどを使えばバッグに引っかけることも可能だ。
■製品概要
素材:フレーム/ステンレス、アルミ合金 火床/チタン
耐荷重:0.5kg
【問】 TSDESIGN
℡.042-703-4933
https://monoral.jp/