キャンプの達人の愛用は・・・? カフェの店主ならではのキャンプ飯調理アイテム!
他のキャンパーがどんなギアを持っているのかはやはり気になるもの。
アウトドアに精通した達人キャンパーの装備なら、なおさらのこと。
今回はカフェ「BASE CAMP」の店主で、アウトドアに精通したA-sukeさんに装備を紹介してもらった。
A-sukeさん
「ガルビィ」ほかメディアでも活躍する、カフェ「BASE CAMP」店主。
コンパクトな道具だけれど、そこそこの快適さも必要
狩猟から山歩き、そしてキャンプまでA-sukeさんの遊び方はバリエーションが豊か。
「春はソロ用テントを持ってひとりで山に入って釣りをすることが多いかな。あるいは、友だちと集まってピクニック。その場合もソロテントを持ち寄っている感じです」(A-sukeさん)
オートバイでのキャンプ旅をしていたこともあり、今も荷物はコンパクトで、パックとトート、小型クーラーボックスに収まる。
「山歩きほどUL(ウルトラライト)にこだわることはなく、オートキャンプほどたっぷり道具を持ち込むことはない。コンパクトな道具だけれど、そこそこの快適さも必要かな。」
ソロテントを持ち寄ってみんなでピクニック
NEMO/メタ1P。
「軽くて前室もまあまあ広い。不意に体を起こすと天井に当たるけれどいいテント」。
テントがあれば荷物置きなどにも重宝する。
ガソリンストーブが安心
「バイクのとき、タンクに赤ガスがたっぷりあるんだからそれを利用したいと思って」とガソリンストーブを使い始めたという。
詰めかえればいいだけで、缶などが増えないのもお気に入り。
クッカーはサイズ感が重要
最近のお気に入りはSOTOのナビゲータークックシステムで、限定コジーももちろん所有。
「ちょうどいいサイズ。ふたはまな板として使っています。湯切りは使わないので、ふたがフライパンでもよかった……」
フライパンは、モンベルのアルパインフライパン20。ナビゲータークックシステムと重ねて持っていくという
肉の味が変わる! 波形鉄板
A-sukeさんプロデュースの鉄板。市販品に付属する収納袋は生成りだが、特別に藍染めしたそうだ。
「波形の鉄板を使うと、焼き目がついた部分はカリッと香ばしく、焼き目のないところはふんわり。2つの食感が楽しめるんです」
裏面はドットをつけ、滑りにくい加工になっている。大きさはA5サイズ。
コーヒー大好き♪ 軽量ドリッパーを使い分ける
「野外では何杯もコーヒーを飲むから、ドリッパーは不可欠」。
自宅で豆を挽いて持っていくが、余裕があればミルを持ちだすこともあるんだとか。
手前右のワイヤー型は雑貨店で見つけたもので、ぺたんこに畳める。
マルチに使えるブランケットでゴロリ
使用シーンを選ばないモンベルのダウンマルチブランケット#5。肩からかけたり、寝袋として使ったり。
「天気が悪いときはテントの中でこれにくるまって過ごすことも」
無造作に入れてガバッと開くトート&パック
spoonfulのトートバッグは、タフで自由な形に使える優れもの。
「ダッチオーブンを運ぶときにも重宝しています」
両脇を開けることができるので長尺物の持ち運びもOK。
「ログキャリーなど使い方を創意工夫できるのがいい」
パーゴワークスのカーゴ40は、20〜40ℓまで荷物にあわせてベルトを調整して適正な容量に調整できるユニークな構造でファンが多い。
デイキャンプにちょうどいいサイズ。
PHOTO/中里慎一郎
TEXT/大森弘恵
出典/ガルヴィ2018年5月号