初めての雨キャンプ..(泣)ギアメンテの3大鉄則はこれ!
キャンプに雨はつきものだけど、その対処方法を知っているのと知らないのとでは、キャンプの快適さが変わってくる。
そこで今回は、雨キャンプで使ったギアのメンテナンスを紹介!
■テントとタープは必ず乾かす
濡れたテントやタープ、チェアなどの布モノをそのままにしておくと、カビや異臭の原因になる。
帰宅したらできるだけ早くクルマから出して、乾かすことが必要だ。
テントやタープは、ベランダや庭で干すのもいいけれど、晴れた日を狙ってデイキャンプをしながら、建てて乾かすほうが、風が通ってしっかり乾かせる。
気になる汚れがあるときは、このときに落としておきたい。しぶとい汚れがあるときは、クリーナーを使って落とすようにしよう。
グランジャーズ テント&ギアクリーナー
1300円
水に混ぜて使用する水性クリーナー。テントなどの生地を傷めず洗え、抗菌効果も発揮する。
■湿気った寝袋を干す
雨や汗などで湿気を含んだ寝袋は、晴れた日にしっかり干そう。そのままにしておくと、カビやニオイの原因になってしまう。
また湿気ったままだと、保温性能が低下してしまうこともあるので、必ず干すようにしたい。
もし汚れやニオイがひどいようなら、ぜひとも洗濯を。丸洗いできる寝袋なら、気にせず洗えるのでメンテナンスも簡単。
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7255円
大型洗濯機で丸洗いできる寝袋。気になる汚れやニオイがあっても簡単に手入れできる。
■濡れたファニチャーは拭いておこう
キャンプ場で水分を拭き取りながら撤収したとしても、完全に乾いているわけではない。
とくに可動部の多いファニチャーは、濡れたままにしておくと、錆びて動きが鈍くなることがある。
きちんと水気を拭き取って、風通しのいい場所で乾かすようにしたい。すでに可動部分の動きが鈍くなっている個所には、潤滑剤をつける。
気になったときに、早めのメンテナンスをしておけば、キャンプ道具も長持ちするし、長い期間使うことができて愛着も湧く。
■キッチンツールは濡れていないかをチェック
雨のせいでしっかり乾かせないまま収納してしまったクッキングツールは、なるべく早いタイミングで、一度チェックすること。
木ベラや菜箸など、水分を含みやすいものを通気性の悪いバッあグなどに収納したままだと、カビが生えてしまうことがある。
もしカビが生えてしまっても、洗剤で洗い、しっかりと乾燥させれば再び使うことができる。
洗っても黒ずみが落ちなければ、サンドペーパーで削り落とそう。それでもダメな場合は、買い替えが必要となる。
TEXT/牛島義
ILLUST/岡本倫幸
出典/ガルヴィ2020年6月号
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