「食べなきゃ損!」海の幸のキャンプ飯が美味しすぎる…!
キャンプ料理といえば肉が多いかもしれないが、今回紹介するのは海の幸。
しかも、富山県で獲れたホタルイカと地魚を地元の人たちにきいた調理方法で作ったもの。
見ているだけで、潮の香りが漂ってきそう!
ホタルイカの塩ゆで
地元の人にホタルイカの食べ方を聞いたところ、「新鮮なうちに塩ゆでするのが一番おいしい!」と言われたので、シンプルな塩ゆでで食べることに。
酢味噌や醤油などをかけて食べてもいいが、そのままでも塩味がほんのり効いていておいしい。プリプリとした食感がたまらない!
作り方
①ホタルイカをよく洗い、砂を落とす。砂を吸い込んでいるので、きれいな海水の中で泳がせて、砂を吐かせておく。
②沸騰したお湯に塩を少し加えて、ホタルイカを投入。寄生虫がいるので、しっかりと熱を加えること。
ただ、ゆでていると内臓が出てきてしまうことがあるので、あまりグツグツと煮立てないのがコツ。約1〜2分で完成。
③お湯からあげて、目玉を取り除き、醤油などにつけて食べる。新鮮であれば塩ゆでだけでもうまい!
地魚の塩釜焼き
シンプルで魚本来の旨味を引き出す調理方法が塩釜焼きだ。簡単に調理できて、失敗も少ない。
準備に手間がかかるが、火加減もそれほど気にすることもない。
今回使った魚は、地元の釣り人にもらったカサゴとキジハタだった。小ぶりだが新鮮な魚で、どちらも旨味が凝縮されている。
富山湾は珍しい魚も多く、釣り人にとっても、魚が好きな美食家にとっても、魅力的な場所だ。
作り方
①卵白を軽く泡立て、粗塩と混ぜ合わせ、塩釜のベースとなる塩を作っておく。
ダッチオーブンの底に作ったベースの塩を入れて、軽く圧縮。その上に魚を置く。
昆布などを魚の中に入れる方法もあるが、今回はお手軽に、香草を魚の中に。
②作っておいた塩を、魚を覆うようにかぶせる。最後に塩全体を軽く押し固める。
卵白を抜いた卵黄は捨てずに塩釜にトッピング。
③ダッチオーブンのフタをかぶせて、上にも炭を置き、上下から熱を加える。
④約30分焼くと完成。ハンマーなどで塩釜を崩して、魚を取り出す。
PHOTO/朝比奈雄太
TEXT/渡辺圭史
出典/ガルヴィ2020年6月号
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