アウトドア上級者がおすすめ!超簡単なキャンプ飯
すっかり夏の食材としておなじみになったズッキーニ。癖がないので、好きな人も多いだろう。
今回はアウトドア上級者でもある、カフェ店主のA-sukeさんにズッキーニを使った夏のキャンプ飯を紹介してもらった。
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A-sukeさん
東京・水道橋にあるカフェ「BASE CAMP」店主。
キャンプから狩猟まで広く深い知識と経験をもつ。デザイナーの経歴をもち、これまでにナイフやグリルプレート(ともにTent-Mark DESIGNS)をプロデュースしている。
cafe-basecamp.com/
今回の食材 ズッキーニ
キュウリに似た外見だが、イタリア語で「小さいカボチャ」を意味するとおりカボチャの仲間。北アメリカ大陸の巨大カボチャの仲間が原産といわれている。
長く旬を楽しめるズッキーニ
ズッキーニがアメリカから日本に入ってきたのは、1980年ごろ。
イタリア語で「小さなカボチャ」という意味で、キュウリみたいな見た目と違ってカボチャの仲間。
僕らが知っている緑色で長細いズッキーニは、比較的最近イタリアで品種改良された種で、ヨーロッパにはいろんな種が存在する。
ズッキーニは寒さや湿気に弱いため、カラッとした温暖な地域が栽培に向いている。地中海はまさにうってつけ。
日本では宮崎や長野がおもな生産地で、旬は当然夏になる。
今回紹介するレシピは中華風。レシピどおりじゃなくても、夏野菜なら何を入れて作っても、簡単で超おいしい夏の無敵レシピ!
豚バラとズッキーニと夏野菜の全部入りごはん
材料
ズッキーニ 1〜2本
ミニトマト 5〜10コ
パプリカ 1/2〜1コ
ナス 1〜2本
豚バラスライス 100〜150g程度
〇 オイスターソース 大さじ1
〇 ナンプラー 大さじ1/2
〇砂糖 小さじ1
バジル 4〜6枚
ごはん 適量
作り方
①ナス以外の野菜と豚バラ肉をひと口大にカットする。
フライパンにオリーブオイル(ナスが油を吸うため量は多め)を引いて中火で加熱し、そこからすぐにナスをカットしてフライパンへ入れて炒める。
②ナスが油を吸って、ある程度火が通ったら豚バラを投入してそのまま加熱。
③豚バラの色が変わってから、ほかの食材を投入。しばらく炒める。
ほかの食材はトマトが目安。皮が剥けてトロけてきたら上の〇の調味料を投入しよう。
④すべてが混ざってトロみがついたら刻んだバジルを入れて完成。ご飯に乗せて食べよう!
ポイント
ナスはカットしてすぐに加熱。火も通りにくいので、ほかの食材より先に加熱を始めよう。
【メモ】焼きズッキーニのマリネ
ズッキーニは焼いただけでもおいしい。
1㎝厚にカットしたズッキーニを、波板のグリルパン(なければフライパン)で焼目がつくまで両面焼いたらボウルに移す。
塩コショウとエクストラバージンオリーブオイル、それとほんのちょっとレモンを絞って、和えるだけで完成。
アツアツでも冷めてもおいしいぞ!
PHOTO/大畑陽子
TEXT/A-suke
出典/ガルヴィ2020年6月号
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