キャンプ上級者が作る“本当に美味しい”夏のキャンプ飯!一つの工夫ポイントとは…!?
すっかり夏の食材としておなじみになったズッキーニ。癖がないので、好きな人も多いだろう。
今回はアウトドア上級者でもある、カフェ店主のA-sukeさんにズッキーニを使った夏のキャンプ飯を紹介してもらった。
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A-sukeさん
東京・水道橋にあるカフェ「BASE CAMP」店主。
キャンプから狩猟まで広く深い知識と経験をもつ。デザイナーの経歴をもち、これまでにナイフやグリルプレート(ともにTent-Mark DESIGNS)をプロデュースしている。
cafe-basecamp.com/
今回の食材 ズッキーニ
日本に入ってきたのは1980年ごろにアメリカから。現在では国内でも栽培されている。調理法のバリエーションも多く、栄養素も豊富。低糖質なのでダイエットにもオススメ。
色々な料理に使えるのが魅力
ズッキーニは通常、生では食べないが、塩揉みをしたりして漬け物にして食べてもおいしい。
加熱して食べるのが一般的で、ラタトゥイユなどの煮込み料理が有名。
味わいに癖がなく油との相性がいいため、実は中華や和食などのいろんな料理に使えるのが魅力。
ビタミン類の栄養素が多くて、低糖質なのでダイエットにもいいぞ!
アンチョビトマトソースのチーズズッキーニボート
材料
ズッキーニ 2〜3本
オリーブオイル 適量
ニンニク ひとかけ
アンチョビ 6枚程度
トマト缶(カット) 1缶
ピザチーズ 適量
バジル 4枚程度
作り方
①ズッキーニは縦に半分に切って、断面に格子状の切れ目を入れる。
②フライパンにオリーブオイルを引いてから、ニンニクを刻んでアンチョビと一緒に弱火で炒める。箸でつつきながらアンチョビを溶かす。
③②でアンチョビが形が崩れ、溶けてきたらトマト缶を入れて煮込み、ソースを作る。
④ダッチオーブンにアルミホイルとロストル(格子状の底網)を敷いてズッキーニを並べる。③で作ったソースをズッキーニにかけ、その上にチーズをかける。
フタをして上に炭を載せて上火と下火を6:4で加熱する。
ポイント
ズッキーニの断面に格子状の切れ目を入れるのは火を通りやすくするためと、ソースを染みやすくするため。
アンチョビを崩しながら、ニンニクを焦がさないようにしよう。トマトソースが余ったらパスタに使えるぞ。
PHOTO/大畑陽子
TEXT/A-suke
出典/ガルヴィ2020年6月号
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