ミニマムを追求するキャンパーたちのこだわりギア
暇さえあればキャンプ場などへ行って焚き火をしてしまう、そんな大の焚き火好きキャンパーのギアをピックアップ!
今回はPR会社代表の辻井さんとアパレル会社PR担当の宮城さんに、ふだんからどんな道具を使っているのか、見せてもらった。
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ソロスタイルに合わせてミニマムギアを厳選
ボルシチPR代表 辻井国裕さん
国内外のブランドのPR代行を務める。休みの日はもっぱら登山やキャンプなど、アウトドアを満喫。
自転車に道具を載せてキャンプ場へ——。これがPR会社の代表を務める辻井さんのスタイル。
クルマほど積載量はないため、道具は必然的に小さいものをチョイス。
愛用の焚き火台はホールアースのラップトップ グリル ミニ。
「たたむとB5サイズまで小さくなります。フタは風防になり火力も安定しています」。
テンマクデザイン キングトングS
先端部は太い薪から細い小枝までつかめる独自設計。
「ソロキャンプで使えるトングがないかと思って、やっと巡り合えたのがこちら。焚き火台と一緒に収納できるサイズ感と、薪をつかみやすいハンドルが魅力です」。
シー ダックキャンバスエプロン
バッグブランドが手がけるコットンエプロン。焚き火ができるように難燃加工を施してアップデート。
「大きいフロントポケットや胸元ポケット、そしてループなど、かゆいところに手が届くディテールが愛用ポイントです」。
プエブコ レザー ワーキング グローブ
高い耐熱性・耐久性をもつスウェード製ミトン。ひじ近くまで覆う長い丈で、焚き火中に火の粉が飛んでも袖口を守る。
「大きめに作られているので着脱が簡単です。グレーという色も珍しくて気に入っています」。
ガシガシ使えて永く使えることが大前提
アパレルPR 宮城義真さん
L.A.発祥のデニムブランド「YANUK」のPR/EC担当。キャンプ歴は約10年。
在宅生活で、キャンプギアと料理機材を買い続け、本業よりキャンプ取材が増えてしまった月イチ週末キャンパー。
月イチペースでキャンプをする宮城さんは、スーツケースに道具を詰め込んで出かけるキャリーキャンパー。
道具は、その中に入れて持ち運べるモノを厳選しており、ウルトラライトなアイテムがほとんど。
「年中大きな炎に当たっていたいので、焚き火中は穴があきにくい難燃仕様の服を必ず着ています」。
モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティ MG
刃厚3.2㎜のカーボンスチール製ナイフ。丈夫な刃はバトニングにも対応する。
「薪割りをするのに斧にしようかナイフにしようか迷い、これを選びました。ペグハンマーで薪割りをしても、刃が割れることがなく頑丈なつくりに驚いた記憶があります」。
ターク クラシックフライパン 22㎝
ドイツで職人が一点ずつ作っている一体成型の鍛造フライパン。
「デニムのように育てる楽しみがあるのがいいですね。油がなじんで錆びにくくなる行程とか。肉料理やカレーのテンパリングなどによく使います」。
グリップスワニー ファイヤープルーフエプロン ベスト
生地を伸ばせばエプロンに、内側へ丸めればベストになる2way仕様。難燃加工を施しているので、焚き火料理にももってこい!
「寒くなったらマウンテンパーカーやダウンジャケットの上から羽織リます」。
TEXT/小川迪裕
出典/出典/ガルヴィ2021年6月号
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