車のこといくつ知ってる?キャンプに行く前に絶対に知っておきたい車の危険信号とは?
バンライフを提唱するシエルブルーの二人がいつも感じているのは、「もっとクルマのことを知ってほしい」ということ。
そこで、クルマのメンテナンスについて紹介してくれることに!
今回はクルマを走らせる前の基本チェックについて解説してくれた。
※各自の責任と判断のもとにメンテナンス作業を行ってください。
万一、これらの情報を利用されたことによって損害が生じた場合があっても、編集部では責任を負いかねます。
シエルブルー 茨木一綺(ワカ)さん・美伽(アネゴ)さん
木製ファニチャーの製作やアウトドアコーディネーター、イベントプロデュースなど、多岐に渡って活躍する夫婦デザイナーユニット。
いち早くバンライフスタイルを実践し、その魅力を伝えている。
■ワイパーブレード
ゴムの状態を見て、必要であれば交換する。
ウインドウの汚れだけではなく、ワイパーブレードの劣化が、視界を悪くしていることも多い。
交換すると効果を実感できるだろう。
■ウォッシャーバルブ
ワックス成分や汚れが詰まってしまって、水が出てこなくなることがある。
実際にウォッシャーを出してみて、水の勢いが悪ければ、バルブの穴付近をきれいにしておこう。
■リフレクター
クルマの回りをぐるりとチェックして、リフレクターの汚れや割れをチェック。
クルマを外からちゃんと見ることも重要。
リフレクターが機能しないと、非常に危ない状況だ。
■ヘッドライト
ヘッドライトを点灯させて、目視することも大切。
バルブ切れだけでなく、点滅していたり、色がおかしいなどの不調も確認できる。
様子がおかしければ整備工場などで交換を。
■ブレーキランプ
ブレーキランプやウインカーのチェックはふたりで行う。
運転手がブレーキを踏んで、もうひとりが後方で確認。
ブレーキランプが切れていたら、追突されることもあるので注意。
■エンジン始動
実際にエンジンをかけて異常をチェック。
メンテナンス時は、普段の生活では気づかない、音や振動などを発見できることもある。
クルマに装備しておかなければならない備品をチェックしておく。
もし、スペアタイヤがない場合は、パンク修理キットの確認を。
■踏みしろ・引きしろチェック
ブレーキを踏み込んで、違和感がないかを確認。
ストンと床まで押せたり、ふわふわしていたら注意。
サイドブレーキレバー(ペダル)の動きも要チェック。
■装備品チェック
クルマに装備しておかなければならない備品をチェックしておく。
もし、スペアタイヤがない場合は、パンク修理キットの確認を。
TEXT & PHOTO/渡辺圭史
取材協力/キャンプ民泊NONIWA(https://noniwa.jp/)
出典/ガルヴィ2020年6月号