アウトドア上級者がキャンプ飯に革命を起こした…!?その秘密とは?
スパイス料理といえば、カレーがすぐに思い浮かぶが、いつもカレーでは面白くない。
そこでアウトドア上級者のカフェ店主・A-sukeさんに、スパイスの効いた夏料理を教えてもらった!
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A-sukeさん
東京、水道橋にあるカフェ「BASECAMP」オーナー。
キャンプはもちろん、広く深いアウトドア知識と経験を持つ。
クミン
セリ科の植物で日本名は「馬芹(うまぜり)」。
スパイスとして使われるのは種子の部分で、そのまま使ったり粉末にしたり。
クミンには多くのビタミンやミネラルが含まれていて、その中には「クミンアルデヒド」というクミンにだけ含まれる成分もある。
ラムと夏野菜のクミン炒め
材料(4人分)
ラム肉(部位はどこでも)250g程度
ズッキーニ 1本
トマト 1コ
ナス 1本
ピーマン 1コ
クミン 小さじ1
しょうゆ 小さじ1
ニンニク 1かけ
塩・コショウ 少々
オリーブオイル 大さじ1
作り方
①まずはズッキーニ、トマト、ナス、ピーマンを食べやすいサイズにカット。
ニンニクはスライスする。
ラム肉は塩・コショウをしてもんでおく。
②フライパンにオリーブオイルとクミンを入れて弱火で香りが出るまで(クミンから泡が出てくる)炒める。
③そこにスライスしたニンニクとラム肉を入れる。
ラム肉にある程度火が通ったら、トマトの半量を入れる。
とろみをつけるように、トマトを崩しながら煮るように炒める。
④残りの野菜を入れて強火で一気に炒める。
野菜に火が通ったらしょうゆを入れて、塩・コショウで味を調えて完成。
クミンははじめに弱火で熱して香りを出す。焦げやすいので注意!
トマトの半量は火を強く入れて溶かして、ソースのように使う。
A-sukeのギア考 COCOpan
鉄のフライパンなのに「窒化処理」のおかげでサビにくくて食材も張り付きにくい。
さらに取っ手を外してスタッキングできて、サイズも形もバリエーションがある。
焚き火調理器具の真打ちか!?
取っ手はオプション。だけど純正は正直重くて使いにくいのでアルミのヤットコを使っている。
TEXT/A-suke
PHOTO/中里慎一郎
出典/ガルヴィ2017年8月号