タープ下の焚き火は厳禁?条件さえ揃えればメリットばかり…!?
基本的にタープの下での焚き火は厳禁だ。もし、するのであれば、難燃素材を用いた焚き火用のタープを使用し、焚き火との距離を十分にとる必要がある。
では、実際にタープ下で焚き火をすると、どんなメリットがあるのだろうか。
テンマクデザインのブランド名で、焚き火用タープを開発しているWILD-1に聞いてみた。
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ごろりと横になって焚き火を眺められる
タープの下=プライベートな空間であるから、ジロジロとのぞき込む人はそうはいない。
つまり、その分自由な姿勢でリラックスできるので、コットやシートの上に寝転んでもOK。
コットをハイポジションにした場合は、焚き火台をやや見下ろす高さになる。いつも見る焚き火とそう変わらない。
ローポジションにすると焚き火台の真横〜やや下から眺める角度になる。少しの差ではあるが、この視線の違いは新鮮だ。
尚、穴を開けたくないファニチャーには、ブランケットをすっぽりかけて対策を施しておきたい。コットン同様、ウールも比較的熱に強い素材だ。
また、化繊のウエアは熱で穴が開きやすい。
着古したウエアか、熱に強い厚手コットンのシャツ&パンツを着用しよう。焚き火のときだけエプロンを着用するのもいい。
タープ下なら薪を濡らさず管理しやすい
タープの外での焚き火は、不意の雨で大慌て。
せっかく乾いた薪を集めていても、雨にあたって湿気を含んでしまうことも多々ある。
けれど、タープ下の焚き火は、薪も濡らさず保管できる。
乾いた薪を美しく保管できるログラック。
約4cmのスタンド付きなので、地面や芝生が濡れていても、薪をドライなまま管理できる。
ぺたんこ収納ができるので、クルマのラゲッジの隙間に入れておけるのがうれしい。
鉄製なので、風に飛ばされることがないのも安心だ。
テンマクデザイン/ログラック
【問】ワイルドワン
雨でも焚き火料理ができる
雨の日でも、いつもの格好で濡れずに調理ができる。
レインウエアに穴が開く心配がないのは焚き火で料理派にはうれしい限り。
ステンレススチール製のシンプルなゴトク。高さは18cm。
太めの薪も問題なく入るし、鍋を載せたままホットサンドメーカーをおき火にかざすこともできる。
角度を変えるだけで、シェラカップのように小さなものから大きめのダッチオーブンまで対応できるのがおもしろい。
四万十塾×テンマクデザイン/中空焚火ゴトク
【問】ワイルドワン
焚き火向きタープ
WILD-1が展開するテンマクデザインでは、ヘキサタープのほかにも焚き火ができるコットン製、T/C製のタープを用意。
サイズやデザインが異なるので、自分のキャンプスタイルに合わせて選ぼう。なお、T/C製タープには難燃シートが必須だ。
タルサタイム×テンマクデザイン/ムササビウイング13ft. Cotton “焚き火”version
コットン素材(パイピングテープはポリエステル)のウイングタープ。
ソロ〜少人数での利用にちょうどいい小さめサイズなので、焚き火使用時はソロがいいかも。
【問】ワイルドワン
PHOTO/鈴木裕太 TEXT/大森弘恵
協力/朝霧ジャンボリーオートキャンプ場
asagiri-camp.net
出典/ガルヴィ2017年8月号
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