絶対に失敗しない! 意外と知らないファミキャンのキャンプ場選びのコツ
小さな子どもが一緒だと、キャンプ場選びの視点もちょっと変わってくる。
そこで今回は「失敗しないキャンプ場選び」という視点から、気をつけたいポイントを紹介しよう。
■イメージするロケーションで選ぶ
まず、どんなロケーションでキャンプを楽しみたいのかを考えてみよう。
海水浴なら「海キャンプ」、昆虫採集なら「山キャンプ」、カヌーをするなら「湖畔キャンプ」と、子どもと一緒に何をして遊びたいかを考えてみれば、出かけるキャンプ場も絞られてくるはずだ。
子どもと一緒にどんなことをして遊びたいのか相談して決めるのもおすすめ。
■山のキャンプ場
自然を活かして作られた南アルプスを望める「ACN信州伊那谷キャンパーズヴィレッジ」。
■高原のキャンプ場
ブナの原生林に囲まれた、自然豊かなエリアに広がる「月山あさひサンチュアパーク」。
■海のキャンプ場
キャンプサイトの目の前に波の静かなクリスタルビーチが広がる「宇久須キャンプ場」。
■川のキャンプ場
キャンプサイトのすぐ脇を流れる清流で水遊びが楽しめる「大見いこいの広場」。
■家から近いキャンプ場を選ぶ
キャンプ場までの移動に時間がかかると疲れてしまうし、渋滞などのトラブルがあると「チェックイン時間に間に合わない!」「着いたら急いで設営しなきゃ!」など、気持ちに余裕がなくなる。
親がイライラすれば子どもにもいい影響はない。そこでキャンプ場は2時間圏内を目安に選ぼう。
ICから近いと見知らぬ土地の運転が少なくてすむので、気分的にも楽。
■設備の充実度で選ぶ
子どもと過ごす時間を十分にとりたい人は、設備が整ったキャンプ場へ出かけよう。
ワイルドなキャンプ場も楽しいけれど、親のキャンプ経験が少なければ、不便な環境を楽しむ余裕がなく、子どもとの時間も少なくなりがち。
でも設備が整っていれば、設営が楽にできたり、お風呂があればクルマで出かけなくてもすむので、子どもと過ごす時間も増えるはずだ。
「PICA富士西湖」のゲストハウスには、焚き火グッズが充実した売店もある。
売店なども兼ねた「ケニーズ・ファミリー・ビレッジ/オートキャンプ場」の管理棟。
温水も出るので洗い物が楽にできる「キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原」の炊事棟。
■子どもがOKなトイレのキレイさで選ぶ
小さい子どもは、慣れていない和式や汲み取り式、仮設トイレでは用が足せない場合も。
そんな子どもを連れてキャンプへ行くときは、キレイなトイレがあるかどうかも重要になる。
キレイなトイレがあるキャンプ場は、HPに写真で掲載されていることが多いので、事前に確認しておこう。
掲載がない場合は電話などで確認してから予約をするといい。
「PICA富士西湖」のトイレは、炊事棟と一緒になったコテージ風のキレイな建物にある。
「キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原」には、幼児用トイレが付いた「親子トイレ」も。
TEXT/牛島義之
出典/ガルヴィ2020年8月号
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