「これさえ持っておけば間違いなし」上級キャンパーが使ってる携帯ライトの汎用性が高すぎた…!
アウトドアライフ、とりわけ山歩きのときに必須となるのが、視界を確保するための携帯ライト。
低山小道具研究家のモリカツこと森勝さんが個人的なこだわりも交えながら、おすすめのライトを紹介する!
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森勝(もりまさる)さん
低山小道具研究家。愛称はモリカツ。
子供の頃は秘密基地造りと探検、文具や小道具に夢中だった。世界初や秘密という言葉に弱い。
モリカツさん所有のライトはコレだ!
ひと口にライトといっても用途によってさまざまなギアが存在するが、ここでは山歩きを前提にハンドライトとヘッドランプの2種類を紹介しよう。
まずはハンドライトだ。その名が示すとおり手に持って周囲を照らすのが最大の用途だが、近年では各種オプションパーツの併用により、色々なシーンで活躍してくれる。
私が山歩きをする場合、ライトはこれひとつで済ませることも少なくない。
次に紹介するのが、ヘッドランプ。頭部に固定したり首から下げて利用する。
近年では明るさ競争が落ち着き、各メーカーとも新たな機能性を盛り込んだモデルの開発に余念がない。しかし進化の道程としては、汎用面でハンドライトより一歩遅れている印象だ。
ハンドライト
チョイスする際はバッテリーの違いがひとつのポイント。
気軽に使える乾電池タイプ、手軽で経済的な充電式、ボタン電池を用いたコンパクトモデル、大容量で長時間使用の可能なモデルなどを考慮することが選択のひとつの基準だ。
デザイン面も、バッテリーの影響を大きく受ける。近年は、充電式が主流になりつつある。
ヘッドランプ
標準的なのは単4電池3本を使用するタイプ。
単3電池1本のやや小振りなモデルもあるが、バッテリー寿命が短いのが難点。
ハンドライトと同様にこちらの主流も充電式になりつつある。
乾電池タイプのデザインを踏襲した作りで、充電式ならではの小型でありながらも高機能なモデルの登場が待たれる。
バッテリー
充電式ギアの普及を下支えしているのが、充電用バッテリーだ。
最近ではスマホの普及によって日常的にバッテリーを携帯している人が増えている。
そのため小型かつ大容量のバッテリーが安価で購入可能で、充電式ライトの屋外使用の利便性が飛躍的に向上した。
近年ではバッテリー残量が表示されるモデルもある。
モリカツさんのイチ押し! OLIGHT H2R NOVA
アウトドアシーンでの汎用性とバッテリーの長寿命の観点から、私は現時点では断然、OLIGHTのH2R NOVAを推す。
18650電池という大容量のバッテリーは150ルーメンの明るさで10時間使用可能で、夜更かししなければ2晩の山中泊が可能な計算だ。
同梱されているヘッドベルトにはマグネットで手軽に装着でき、そのままヘッドランプとしても使用できる利便性が嬉しい。
愛用しているタイプはLEDがneutral whiteのモデルで最大2000ルーメンの輝度を持ち、5段階の明るさ調整が可能。
充電には、付属する専用ケーブルを用いる。
本体底部にマグネットで吸着させて通電するスタイルで、USB経由で電源を確保する。
ヘッドバンドに固定して首から下げたところ。マグネットで固定してシリコンバンドでホールドする。
角度の調整が自在で、狙った場所を照らすことができる。
持っていたらちょっと嬉しい便利ギア
アウトドアライフに彩りを与えるギアとして注目するのが、NEUTRALOUTDOORの充電式ランタンのNT-WL01。
マグネットで鉄部に装着可能なほか、カラビナフックでロープに固定して吊り照明としても使用できる。
スピーカーを内蔵しており、Bluetoothでスマートフォンなどと接続して好みのBGMを楽しめる。
PHOTO/真下裕
出典/ガルヴィ2018年8月
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