行ってよかったキャンプ場とは!?
思い出に残るキャンプ場や憧れのキャンプ場って、いったいどんなところ?
そんな気になるキャンプ場をアウトドアの達人が紹介。
今回はフォトグラファーの猪俣慎吾さんが思い出に残ったキャンプ場を教えてくれた!
※2021年の情報に基づいています。キャンプ場のサービス内容等が変更になっている場合があります。
フォトグラファー 猪俣慎吾さん
広告や料理、アウトドア撮影を中心に活躍するフォトグラファー。キャンプコーディネーターの顔も持つ。
近年は息子さんと2人で親子キャンプを楽しんでいる。
■宇宙ヶ丘公園@鹿児島県
宇宙にもっとも近いキャンプ場!?
種子島の玄関口、西之表港からクルマで約60分、空港からは40分の高台にある「宇宙ヶ丘公園」。
太平洋の雄大な風景だけではなく特別な景色が見られる場所だ。
「なんといってもおすすめは、ロケット発射日に宿泊すること!
世界有数の大型ロケットが宇宙に向かって飛んでいく様をキャンプ場から眺められるのは日本でもここだけ。
子どものみならず大人も感動体験ができます」と話す猪俣さん。
園内には、ロケットを模したモニュメントや、たくさんの遊具が設けられている。
さらに近隣には、種子島宇宙センターや宇宙科学技術館など、家族そろって宇宙の魅力を体験できる施設も充実。
打ち上げられるロケットの情報は、JAXAなどのHPで確認できるので、ぜひとも打ち上げ日にスケジュールを合わせて泊まりたい!
鹿児島県熊毛郡南種子町中之下
TEL 0997-26-1111
https://tanekan.jp/uchuugaoka/
※広場でのキャンプは、事前申請が必要。
■戸隠イースタンキャンプ場@長野県
静かな森で直火を楽しめる
長野県と新潟県にまたがる妙高戸隠連山国立公園内にあり、標高1200mと高地に位置する林間キャンプ場。
バンガローも併設されているが、ここではやはりフリーサイトをチョイスしたい。
「国立公園内にある森の中にあるキャンプ場で草地なのに、直火が楽しめるめずらしいキャンプ場なんです」と猪俣さん。
天然のタープともいえる、たくさんの木々に覆われた林間エリアは、野鳥のさえずりが聞こえ、のんびりとした時間が流れている。
昆虫採取はもちろん、近くを流れる渓流では釣りを楽しむことも。
周辺には戸隠奥社・鏡池など観光スポットも点在しているので、ロングステイをしながら長野の自然を楽しみたい。
長野県長野市戸隠戸隠山国有林内
TEL 026-254-2125
http://www.shinsyu-ringyou.com/
TEXT/高梨達徳
PHOTO/猪俣慎吾
出典/ガルヴィ2021年8月号
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