「絶対に覚えて!」ファミリーキャンプに行く前に必ず確認すること7選
ファミリーキャンプを楽しい思い出にするためにも、キャンプの基本を押さえておこう。
どんな点に注意すればいいか、まとめて紹介!
①あらゆる不安を取り除いておこう
根本的な考え方としては、あらゆる不安を取り除くこと。
虫よけやスクリーンタープを準備する、防寒具を余分に持っていく、救急セットを用意するなど。
最寄りの救急病院を調べておくというのも安心につながるだろう。
ファミリーであることを意識して、フィールド設計も慎重に行ったほうがいい。
小さな子どもが、クルマの通る道路に飛び出さないかなど、細心の注意が必要となる。
また、子どもが走りまわる場所に火がないか、足を引っ掛けてしまう障害物がないかなど、レイアウトの確認も重要だ。
キャンプ場では子どもたちの自主性を尊重して、子ども自ら行動できる環境づくりに務めたい。
やる気を起こすように、イベントを計画したり、課題を提起することもおすすめだ。
➁キャンプ場選びは家から2~3時間が目安
ファミリーキャンプではキャンプ場選びが重要なポイント。
特に小さな子どもがいる場合は、移動時間にも気をつけたい。
さあこれからという時に、子どもたちが眠たそうにしている、というのはよくある話。
ゆっくりとキャンプ場で過ごすためにも、余裕を持って、自宅から2〜3時間ぐらいで行けるキャンプ場を選ぼう。
最初からロケーションばかりを気にしていると、遠くて失敗してしまうこともあるので要注意。
③キャンプに慣れるまでは高規格キャンプ場から
まだ、キャンプ経験が浅いファミリーキャンプであれば、高規格キャンプ場を選ぶのが基本。
高規格キャンプ場とは、トイレや洗面所がきれいで、売店やレンタル用品の設備も充実しているキャンプ場のこと。
最近ではお風呂も充実していて、温泉露天風呂を併設しているところもある。
小さな子どもと一緒にお風呂に入れるかも大切なチェックポイントだ。
シャワーブースだけでは、一緒に入るのが難しいことも。
④子どもの着替えや物はやや多めに準備する
子どもの着替えは普段より多めに持っていく。
アウトドアではいつも以上に遊びまわって、服がすぐに汚れてしまうからだ。
いつもの1.5倍の着替えを準備することを推奨したい。
レインウエアや強い日差しを避ける帽子も必須。
また、雨の日にテント内で遊べるカードゲームなどもあるといい。
救急セットを用意しておくのも忘れないように。必然的に荷物は増えるが、安心感も大きい。
⑤寝袋に慣れていない子どもは封筒型で
テントで過ごす夜は、子どもたちにとって特別な時間となる。
非日常の環境のなかで朝を待つドキドキ感を感じながら、一日の疲れをしっかりと癒さなければならない。
とはいえ、まだ寝袋に慣れていない子どもならば、封筒型寝袋がおすすめ。
比較的、普段の布団に近い感覚で寝られる。
ひとりで寝られない小さな子どもは、連結できる寝袋を。
親が一緒に寝れば子どもの安心感はさらに高まる。
⑥子どもの年齢に合わせて設営や食事でお手伝いを
キャンプフィールドでは、子どもが積極的に作業へ参加できるように促すことが大切。
大人と同じ作業を手伝うことで、自主性、協調性、責任感が育まれる。
荷物を運ぶ、ペグを打つ、料理の下ごしらえをする、火をおこすなど、年齢に合わせてお手伝いのできる環境を作る。
家ではしない子どもであっても、いつもと環境の違うキャンプでは、率先して作業を手伝う子どもも多い。
この経験が普段の生活にも活かされるようになる。
⑦焚き火やバーナーを通して火は熱いものと教えておく
キャンプでしか教えられないこともたくさんある。
その中でも火の存在は大きい。
近年IHなどの電子調理機によって、家庭から炎の存在が稀有になりつつある。
火が持っている、怖さ、すばらしさなどを体験できるのはキャンプならでは。
その熱をすぐに体感できるのだ。
扱い方を間違えると火災などの大きな被害が出ること、火を扱うことで調理ができたり、暖を取ることができることなど、学ぶことはたくさんある。
出典/ガルヴィ2019年8月号
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