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  マニアックすぎる!?普通のキャンプに飽きたら挑戦するべき5つのプラン

マニアックすぎる!?普通のキャンプに飽きたら挑戦するべき5つのプラン

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せっかくの夏休み、いつものファミリーキャンプとは一味違う体験をしたいという人もいるだろう。

そこで5つのキャンプタイプに分類して、それぞれのポイントと注意点を紹介しよう。

■島キャンプ

島に渡るためのアクセスと持ち込むアイテムの厳選がポイント

島国・日本というだけあって、全国にキャンプができる島は多数ある。
なので、一言で「島キャンプ」といっても、島によって大きく状況が変わる。

共通点としては、荷物をコンパクトにすることと、アイテムを厳選しなければいけないこと。
キャリーの使用や、荷物を背負うバックパッキングスタイルが有効だ。

基本は飛行機や船を利用することが多い。つまり、キャンプアイテムは持ち運べるだけになる。
配送するという手もあるが、短い日数の場合、あまり現実的ではない。

さらに飛行機の場合、ガス缶の持ち込みが制限されている。「現地で調達できるかどうか?」も調べておきたい。

また、都市部では当たり前になっていることが、島では苦労する。
食材を購入するスーパーが少ない(もしくはない)、銀行のATMが少ない(もしくはない)、クレジットカードが使えないことも多々あり。
十分、気をつけておこう。

■絶景キャンプ

絶景を見るためとはいえ、どこでもキャンプはできない

「絶景の中で朝を迎えることがキャンプの目的」なんて人も少なくないだろう。
それだけ「絶景」とキャンプは親和性が高い。
では、景色のいい場所ならどこでもキャンプをしていいのかというと、もちろんそうではない。

どんなにすばらしい景色が見える場所でも、キャンプが許可されていないところではテントを張ってはいけないのは常識だ。
最近のSNSの普及により、他人より少しでもいい写真を撮るために、立ち入り禁止の場所に入る風潮がまだまだ根強い。

また、同じキャンプ場でも季節や天気によって大きくコンディションが変わる。
絶景が見られるかどうか、よくも悪くも大きく運に左右される。
シーズンごとの情報収集はしっかりと。万が一見られなかった時のことも考えておきたい。

■アウトドア・アクティビティキャンプ(山、釣り、自転車など)

全部やろうと欲張らないこと。キャンプの時間は限られている

釣り、山、自転車など、アウトドア・アクティビティは色々ある。
しかし、あれもこれもやろうとすると、結局子どもの集中力が散漫になり、感動も薄れてしまう。

ある程度絞って、それぞれのアクティビティをしっかりと楽しませるほうがいいだろう。
ただし、ビギナーにはあえて「全部入り」にして、少しずつ体験させ、子どもの興味や適性を見るのもひとつの手だ。

また、それぞれのアクティビティには、安全のために必ず準備しておくべきアイテムがある。
釣りならライフジャケット、山歩きなら雨具など。キャンプアイテムに加えて、それらを準備しておく必要がある。

ちなみに、釣り道具や自転車などは、ビギナー用に一式レンタルできるところもある。
訪れるキャンプ場やその近隣にレンタルショップはないかを確認しておくと、荷物が減らせる。

また、山のテント泊縦走といった「移動アクティビティ+キャンプ」は、「ベースキャンプ+アクティビティ」より、さらに難易度が上がる。
子どもはもちろん大人も、より経験や体力を蓄えてからトライしたい。

■海外キャンプ

国によって異なるキャンプ文化をしっかりと調査・理解する

ハードルの高い海外キャンプ。しかし、そのハードルの高さゆえ充実感もひとしおだろう。
日本では見られない雄大なランドスケープを求めて、海外キャンプに憧れるキャンパーも少なくない。

バックパッカースタイル以外は、やはりクルマでの移動がベースになる可能性が高く、国際免許を取得していくことが前提となる。

また、一言で海外といっても、気候や地形、文化、通貨などはさまざま。治安とともに、しっかりとリサーチして準備したい。

島キャンプ同様、飛行機に持ち込めるものも限られるので、現地調達も念頭に。
最初は、欧米、オーストラリア、ニュージーランドがおすすめ。

■シーカヤックキャンプ

最初はガイドに頼むか、ツアーに参加するか

シーカヤックキャンプは、やや上級クラスのキャンプスタイルだ。自分たちだけでは簡単には始められない。
まずはガイドを頼むか、クラブに入るか、ツアーに参加するか。

キャンプでシーカヤックを楽しむ場合、島から島へつないでいき、途中の島でキャンプをするアイランドホッピングと、海岸のキャンプ場をベースにして楽しむスタイルでは、キャンプの準備が大きく変わる。

アイランドホッピングの場合は、限られたキャンプ道具をカヤックに載せ、防水仕様のパックを準備する必要がある。

ただし、これはシーカヤック上級者の楽しみ方で、まず家族みんなで楽しむなら、キャンプ場をベース基地にするスタイルのほうが、荷物もクルマで運べて安心だ。

出典/ガルヴィ2019年8月号


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著者紹介

ガルビィ編集部
ガルビィ編集部

1991年創刊のアウトドア・キャンプマガジン『ガルビィ』編集部。

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