日本唯一の“砂漠”は東京に…!? 自然が凄すぎる島で絶景キャンプ!
夏らしいキャンプにぴったりなのが島キャンプ。
そこで、伊豆大島でキャンプするというファミリーに同行してみた。
今回は伊豆大島の自然をたっぷりと紹介!
※2019年の記事に基づいているため、記載内容が現状と異なる場合があります。
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菅野さんファミリー 勝明さん(父)・朱美さん(母)・蒼太くん(息子)・咲姫ちゃん(娘)
普段はキャンピングカーで旅することが多い菅野さんファミリー。今回、子どもふたりは初のテント泊ということで興味津々。1泊2日、家族での島キャンプを楽しんだ。
雄大で神秘的な「裏砂漠」
菅野さんファミリーの島キャンプも2日目。
天気を確認して、 向かうは「月と砂漠ライン」。ザックに行動食や雨具を入れて、みんなでクルマに乗り込んだ。
伊豆大島の一周道路から「月と砂漠ライン」に入り、突き当りの駐車場へ。
そこから緑のトンネルを抜け、樹林帯を10分ほど歩けば裏砂漠に到着する。
裏砂漠はここが島だということを忘れるほどの雄大さ。
「わあー!!」
「これはすごい!!」
子どもはもちろん、大人だって思わず声をあげてしまうほど。
国土地理院の地図のなかで、日本で唯一「砂漠」と表記されている場所だという。
少し天気が白んでいたため、見渡す限りの「砂漠」というよりは、まるで地の果てのような神秘的な雰囲気。
こんな景色が、島の中にあるなんて。
裏砂漠には一部、登り下りの起伏もあるが、それほど辛くはない。
天候不順の場合、一帯が白んで視界不良になるので、決して無理をしないこと。樹林を抜けた地点で引き返したい。
裏砂漠のなかにも見所あり。
月と砂漠ラインから歩いていくと、ルート沿いに日本初の旅客機遭難の場所という「もく星号遭難の地」や、本来はきっと見晴らしのいい第1&第2展望台、「地殻変動観測施設」などがある。
駐車場や裏砂漠へと続く樹林帯で見かけた草花。
島全体でも、椿や紫陽花が有名で、開花の時期に訪れるのもいいかも。
魚やカニと戯れる海の時間
しばしの時間、裏砂漠を満喫した菅野さんファミリーだが、視界が悪くなる前にトウシキキャンプ場に戻る。
すると蒼太くんと咲姫ちゃんが、「下に秘密の場所があるの」とお母さんを誘い出した。キャンプ場から海へと坂道を下った先にあったのは、岩に囲まれたタイドプール。
昨日、子どもたちが見つけたのだという。今度は魚やカニと戯れる海の時間!
山も海も一日で一気に楽しめるなんて。やっぱり島キャンプはすごい!
タイドプールで大はしゃぎするふたり。
カラフルな魚やカニが子どもたちと遊んでくれた。
大きな岩々で遮られているため、子どもでも海で遊ぶことができる。
黒々とした独特の景色は大島ならでは。大人同伴は必須。
PHOTO/松木雄一
TEXT/大橋保之(カーネル)
出典/ガルヴィ2019年8月号
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