「考えた人天才すぎ」“伝説級”となったコールマンの名作テントとは?
日本のキャンプに快適さをもたらしてきた名作テントがある。
われわれ日本のキャンプライフを支え、また他メーカーの開発にも影響を与えてきた、その歴史をひもといてみよう。
今回はコールマンのウェザーマスターについて。
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エベレスト登頂を支えた伝説級のブリーズドーム
日本の気候を徹底的に考え、素材にこだわったスペシャルなテント。それがウェザーマスターシリーズだ。
ウェザーマスターが誕生したのは、90年代初頭から中盤にかけてのオートキャンプブームがすっかり落ち着いた2004年のこと。
「所有することを誇る、ファミリーキャンプの最高峰テントを作る」というミッションのもと、3年かけて開発。
最高の素材と縫製技術で世に送り出された。
このシリーズの評価を大いに高めたのは、やはりアルピニストの野口健さんが2009年にマナスル、2011年にはエベレスト登頂の際にブリーズドームをベースキャンプに持ち込んだことだろう。
積雪や吹雪に負けないタフさは、細部にまでこだわる日本のキャンパーを大いに沸かせた。
以降、多くのキャンパーに「いつかはウェザーマスター」と思わせるテントを作り続けている。
現在のウェザーマスター
■コールマン ウェザーマスター4Sドームノトス/300
スカートを備えた4シーズンテントの最新作。インナーはコットン混紡、剛性を高めたポールスリーブなどタフさと快適さは上々。
アンダーベンチレーションの換気量を調整できる、新型サークルベンチレーションを搭載。冬は暖かく、夏は涼しく過ごせる。
インナーテントはつり下げ式なので、雨や雪の日は、先に取り外して濡れを抑制できる。
濡れるとやっかいなT/C製だけに、これは大きなメリットだ。
■コールマン ウェザーマスター4S T.P.クレスト
前後にポールを取り付けるので広い居住空間を確保できる。
インナーは330×210×H195cmと広く、2ルームとして使えるのが自慢。
グラウンドシートを付属している。
夏ならインナーなしでグランドシートのみを装着。その上にコットを入れて過ごしても心地いい
【問】コールマン ジャパン
TEL 0120-111-957
TEXT/大森弘恵
出典/ガルヴィ2017年7月号
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