【ギアお手入れ保存版】厚切り肉が失敗なしで美味しく焼けるスキレット!
キャンプだけでなく、家庭でも大活躍するスキレット。
しかし、使い終わった後にはちょっとした作業が必要になる。
それが「シーズニング」だ。
シーズニングとは?
油をなじませて、膜を作ってサビを防止する作業を「シーズニング」と呼ぶ。
調理とシーズニングを繰り返すことで、油が浸透してサビにくくなる。
使い終わったら毎回忘れずに行おう。
スキレットを使い終わったら
①タワシやスポンジを使い、お湯で汚れを落とす。
洗剤を使うと、なじんだ油も落としかねないので使わないようにしよう。
汚れがひどい場合は、スクレーパーで剥ぎ落とすといい。
②洗い終わったら火にかけ、水分を飛ばす。
水分が残るとサビが生じるので、取っ手を含めて全体を乾かそう。
かなり熱を帯びるため、やけどには十分ご注意を。
③完全に水分がなくなったらシーズニングをする。
食用油を直接スキレットに入れて、キッチンペーパーなどで全体になじませる。
その後、新聞紙などに包んで収納袋に入れれば完了だ。
スキレットは、使うほど素材に油がなじんで焦げやサビに強くなる。
しかも、本革と同様に味が出てきて愛着がわく。
ぜひキャンプの相棒として使いこなしてもらいたい。
photo/木原李奈
text/小川迪裕
出典/ガルヴィ2017年10月号