温薫の正しいやり方知ってる?意外と簡単に出来る燻製料理を紹介!
アウトドア好きなら、一度はしてみたいのが「スモーク」(燻製)ではないだろうか。
そこで、アウトドア上級者のカフェ店主・A-sukeさんがレクチャーしてくれた。
今回は温薫で作るスモークチーズ&ナッツ!
A-sukeさん
東京・水道橋のカフェ「BASECAMP」のオーナー。
豊富なアウトドア経験を持つ、キャンプ料理のエキスパート。
温薫とは
燻煙材に「スモークウッド」を使用するのが主流。
スモークウッドに火をつけて、スモーカー内は約50~80℃の若干高めの温度にし、1~2時間ほど燻製する方法のこと(時間は食材の分量などにより異なる)。
そのまま食べられるチーズやハムなど加工食品にほんのり香りづけするだけでもおいしい。
温薫に必要なアイテム
スモーカー、トング、ガストーチ、スモークウッド(使用したのはヒッコリー)。
スモークウッドの樹種は食材に応じてお好みでOK。
スモークの仕方
今回、スモークするのはチーズやナッツ。
そのまま食べてもいいが、バゲットやクリームチーズをプラスして「スモークナッツ・カナッペ」にすると、さらに美味しくなる。
では、作り方を見ていこう。
食材
プロセスチーズ(1パック)、カマンベールチーズ(1パック)、ミックスナッツ(1袋)
①スモーカーに食材をセット
カマンベールチーズは溶けやすいためアルミホイルを敷き、ミックスナッツはバラけないようにアルミホイルで皿を作ってその上に。
プロセスチーズは食べやすいサイズ(1/2)にカットし、それぞれ網の上に置く。
②スモークウッドに着火する
スモークウッド(5~6cmほどの長さ)をトングでつかみ、側面を重点的にガストーチの炎で炙る。
炎が上がったら息を吹きかけて消火した際、フチの部分が赤くなって煙が出てくればOK。
火がついているほうを下にして、スモーカー内の受け皿に入れる。
あとはフタを閉じて準備完了。
③1時間くらいするとスモーク完了!
ウッドの火が消えている場合があるので、煙が出ているかどうかたまにチェックしましょう。
出典/ガルヴィ2017年10月号