アウトドアの知識が防災に活きる!災害時に役立つアイテムいくつ持ってる?
9月1日は防災の日。
2023年9月1日で関東大震災から100年が経つこの機会に、改めて防災について考えてみましょう。
アウトドア用品は災害時にもとても役に立ちます。
この記事では、アウトドアブランドでありながらさまざまな災害支援を行っているモンベルの取り組みと、アウトドアの知識を活かした防災発生時の対策・行動や役立つアイテムをご紹介します。
【あわせて読みたい】【バイク誌編集長プロデュース!】ここでしか買えない驚きの焚き火台セット!
モンベルの取り組みとは
さまざまな災害支援活動を行っているモンベルの取り組みをご紹介します。
「アウトドア義援隊」の活動
1995年、戦後最大の犠牲者を出した「阪神・淡路大震災」。モンベルは「アウトドア義援隊」を立ち上げ、テントや寝袋などの物資を被災地へ届ける災害支援活動を行いました。このとき、アウトドア用品が災害現場で非常に役立つことを、身をもって知ったといいます。厳しい大自然の中でのテント生活と、電気、ガス、水道などのライフラインが断たれた状況下での避難生活。状況は違っても、必要とされる道具や知恵には、多くの共通点があることを知り、こうした経験を通して「災害時の備え」に特化した商品開発がスタートしました。
阪神・淡路大震災から12年が過ぎた2007年秋、災害発生時や避難生活に役立つ道具を厳選した防災セット「エマージェンシーセット・シリーズ」を商品化。2011年に起こった東日本大震災では、犠牲者の9割近くが津波でおぼれて命を落としたという現状を受け、万が一津波にさらわれた場合でも生存の確率を高めることができるライフジャケットを開発。普段の生活ですぐ手の届く場所に常備でき、いざという時に確実に身につけることができる「浮くっしょん」として商品化。
そして2016年4月、熊本県を震源とする強い地震が発生しました。熊本地震では、家屋の倒壊を恐れて自家用車で寝泊まりする人が増え、エコノミー症候群の危険が取り沙汰された際、アウトドア義援隊は、被災地へテント・寝袋・マットの貸し出しを行いました。
テントや寝袋などのキャンプ道具があれば、少なくとも手足を伸ばして休むことができます。自然災害は避けて通ることのできないものですが、アウトドアでの経験や知恵は災害時に身を守る術につながります。
こういったことから、単に防災用品をそろえるのではなく、普段からアウトドアを楽しむことで、いざという時に役立つ対応力を身につけることが必要だとモンベルは提案しています。
モンベルの災害支援活動について(モンベル公式サイトへ)
災害時に役立つアイテム
地震災害発生後に自分の身の安全を確保し、命を守るステージを、「一次避難」と呼びます。その後、ライフラインが復旧するまでの間、避難所や野外で生活を送るステージを「二次避難」と呼んでいます。
このような状況で使用できるアイテムの備えがあると安心ですね。
また、水害や避難所生活などさまざまな場面で役立つアイテムを一部ご紹介します。
一時避難時(地震発生時に身の安全を確保する)役立つアイテム
①ホイッスル
②ヘッドランプ
③防災用品や食料の収納に適したバッグ
一時的な緊急避難時や帰宅困難時(一時避難)を想定した装備を収納できるバックを用意しています。
防災用品は災害の段階や状況の変化を想定して、準備を行う必要があります。必要な装備例を参考に防災用品の準備をしてください。
二次避難時(ライフライン復旧までの避難生活)役立つアイテム
①軽量・コンパクトで保温性に優れた寝袋(ダウンモデル)
②軽量ダウンブランケット
水害時に役立つアイテム
浮くっしょん
「浮くっしょん」は、東日本大震災の津波被害で、溺死による死者が多かったことを教訓に考案されたライフジャケットです。普段はクッションとして使え、いざというときにはフローティングベストになる防災用品。身近な所に置きながら、津波や洪水などの水害に備えることができます。最大の特長は仰向けに浮くように設計されていること。さらに、枕のように頭の後ろを支える部分があるので、万が一、気を失った場合でも、気道が確保されます。
避難所生活や緊急時に役立つアイテム
季節や被災状況に応じて、屋内にテントを張って生活するというアイデアも持っておくとよいでしょう。物資の受け取りや情報交換など収容避難所の利点はそのままに、プライベート空間をしっかり確保できます。ただし、体育館や公民館などは、床からの冷えが厳しいので、マットや段ボールを敷いて断熱するなどの工夫が必要です。
①居住性に優れるテント
②携帯トイレ
普段からの防災準備を
災害時に役立つアイテムの一部を紹介しました。
災害時に活用できるアイテムは他にもたくさんあります。自分自身の身を守るために、普段から防災準備を心がけましょう。
モンベルのサイトでは、いざという時に役立つ知識やアイテムを細かく紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
暮らしの中の防災
詳しくはこちら
モンベル公式サイト
商品に関するお問い合わせ
【モンベル・カスタマー・サービス】
〒550-0013 大阪市西区新町2丁目2-2
フリーコール:0088-22-0031携帯電話、IP電話などからはご利用いただけません。
TEL:06-6536-5740
FAX:06-6531-4055
受付時間:平日/10:00~17:30 土曜/10:00~15:00
定休日:日曜・祝日
【あわせて読みたい】
「知らないと損」少し工夫するだけで保冷効果倍増!クーラーボックスの保冷術6選
「そんな使い方あり?」調理に最適な熾火の“じゃない”使い方が画期的すぎた…!
“キャンプ歴20年”のベテランキャンパーの車中泊スタイルが快適すぎた…!