“海外キャンプ”が凄すぎ…!日本にはない魅力とは?
キャンプ好きファミリーなら、一度は海外でキャンプしてみたいと憧れるのではないだろうか。
そこで海外キャンプで得られる経験を今回は紹介しよう。
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■自然や文化の違いを肌で感じるチャンス
家族で海外キャンプ。ハードルが高く思えるが、キャンプ先進国である北米やヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドには、日本以上にいろいろなタイプのキャンプ場がある。
しゃれたレストランやバーが併設しているキャンプ場では、夏休みともなれば現地のファミリーが長期滞在。
こうした施設充実のキャンプ場を狙えば、最低限のキャンプ道具だけでこと足りるし、子ども同士が仲良く遊べることも大きなメリット。
もちろん、大切な家族と一緒の旅なので無計画ではダメ。
日本が100%安全な国ではないように、海外でも100%安全な場所はないが、ガイドブックやインターネット、各国大使館での情報収集を行うことで大きくリスクを減らせる。
■遊びを通じて言葉と文化を学ぶ
遊具やプールでは遊びを通して自然に仲良くなる。
外国語の短期講習よりも実践的だ。片言であっても、キャンプ料理を教え合ったり、買い物の仕方を教えてもらったり……現地の生活・文化を学ぶチャンスも多い。
キャンプ場にお隣になった、大きなキャンピングカーで過ごしていたファミリー。「見てみたい」というと車内のインテリアや改造場所を教えてくれた。
■地球の大きさを肌で感じる
日本が夏でも国によっては雪が残っているし、日本ではあり得ないほど乾燥していたり、酸素が薄く感じたり。
キャンプ泊をすることで、地球の大きさ、自然の奥深さを体感できるのだ。
アクティビティに参加すると、現地の人とのコミュニケーションがさらに深まる。またその国の自然に触れるチャンスも大きい。
欧米の標高が高い場所では、7月、8月であっても雪や霜が珍しくない。
キャンプ場そばに、化石がゴロゴロ見つかるトレイルが。子どもの知的好奇心を刺激するチャンスが点在している。
■生活に根付いたアウトドアを知る
キャンプが盛んな国では、アウトドアが生活の一部に溶け込んでいる。
キャンプ場の管理人や利用者、アウトドアショップのスタッフに休日の過ごし方を教えてもらおう。
現地ならではの自然との向き合い方がわかる。
■日本と他国の違いに気づく
夏休みの長さ、家族との向き合い方、気候と自然など、日本で当たり前と考えていたことが、他国では常識ではない場合も。
お隣さんとの距離が近いキャンプ泊だからこそ、他国との違いを知るチャンスがいっぱいあるのだ。
決まった道はなく自由に歩ける北欧の森。ナショナルパークでない限り、野営場所の自由度も高いようだ。
■治安・ルールの違いを肝に銘じて出発!
北米や北欧、オーストラリア、ニュージーランドは比較的治安がよく、日本人への対応も親切だ。施設が充実したキャンプ場を選べば家族と安心して過ごせるだろう。
しかし、観光客狙いのスリはゼロではないし、交通・宗教・生活ルールの違いによってトラブルが生じることも。
キャンプへの理解が高く、自由にアウトドアを楽しめる国だからこそ、自分の行動に大きな責任が伴っていることを肝に銘じておきたい。
TEXT/大森弘恵
出典/ガルヴィ2019年8月号
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