「至高のキャンプ」ソロキャンガチ勢の軍幕キャンプが理想的すぎた…!
今回ご紹介するのは、「シングルキャンプ隊」の3人による長野県上伊那谷郡での軍幕キャンプ。
野営的な雰囲気たっぷりのキャンプの様子をちょっと覗いてみよう。
※2018年10月の記事に基づいています。現在の状況が当時と異なっている場合があります。
キャンプ場周辺のフィールドを遊びつくす
南信州の「ACN信州伊那谷キャンパーズヴィレッジ」での軍幕キャンプも2日目。
涼しい朝、爽やかな目覚め。さぁ今日1日、キャンプ場のある中川村を遊び倒すぞーってことで早速出発。
キャンプ場の裏手の林道をジープで駆け上り、まずは馬の神様「銭不動」に参拝。
その先、ジープを四駆に変えてさらに林道をグングン進む。
悪路を乗り越えて、陣馬形山に無地到着。
が、この日の眺望はゼロ。
山の上でいただく朝食が本当に美味しかった。でも、頂上から景色が見えたらもっと最高だったのになぁ。
その後は中川村の酒蔵へGO。ここで今夜の酒宴用のお酒を購入。
明治40年(1907)創業の小さな酒蔵。南アルプスの伏流水と地元産の酒米を優先して使い、今では珍しい酒槽でもろみを搾って丁寧に日本酒を作っています。
中でも季節ごとの期間、数量限定の「おたまじゃくしシリーズ」がオススメですよー! お土産に買って帰るのもいいね!
さて、いよいよ今日のメインイベントのひとつ、蕎麦打ちへ。
出来上がった蕎麦を今夜の酒宴でいただくので、ここは真面目にやろうぜ。
「オレら蕎麦打ちなんて初めてなんだけど大丈夫っすかね?」とふたり。
「大丈夫、どうなっても食べられないわけじゃないから平気ですよ(笑)」と先生。
みんな〜美味しい信州蕎麦を頼みますよ〜
地元の料理と地酒が最高!
さて、キャンプ場での2日目の夜。今夜の酒宴も豪華ですよ。
さっき自分で打った蕎麦、その蕎麦をつけて食べるのは地元産のどんこ(乾燥椎茸)出汁の鶏野菜汁。
さらにジビエ料理専門家・高橋詩織さんが焼いてくれる鹿肉ロースト、ジビエソーセージ。
キャンプ場の鈴木さん、さらにキャンプ場のお隣に最近引っ越してきた斎藤真吾さん、みさとさん夫妻ら地元住民の皆さんも加わり、酒宴がスタートです。
「蕎麦、美味しくできてる! 日本酒に合うね」「ジビエソーセージ、ビールと相性いいわー」。
やっぱりその地方地方で地元の料理とお酒を味わうのって、キャンプの最高の楽しみなんだよね。
素敵な食と素敵な人たちとの出会い。だからこういう遊び、やめられないんだよな。
Text/Noriy.K
Photo/Kenji Mukano
出典/ガルヴィ2018年10月号