「天才すぎ」上級キャンパーに“保冷テク”を聞いたら…!?流石だった…【人気記事】
今回は9月に公開した記事の中で、アクセス数が多かった人気の上位3記事<ギア編>をお送りします。どんな記事をみなさんが気になったのでしょうか?
第3位
ペグの正しい打ち方はどっち?知らないと損するテント豆知識
テントについて「今さら尋ねることができない小さな疑問」は思いのほかたくさんあるはず。
そこで、知りたい用語をこっそり紹介しよう。
今回はペグについて。
付属ペグのほかに頑丈なスチール製ペグも用意
スタンダードなテントの場合、プラスチックペグとピンペグが付属していることが多い。
プラスチックペグは摩擦力が高く、抜けにくいのだが、石が多い河原など固い地面では刃が立たない。
スチール製など頑丈なペグも用意しておこう。
また、ピンペグは回って張り綱が外れやすい。こちらもV型ペグなどに変更すると安心だ。
テントに付属されているペグセット。軽く、扱いやすいのが利点だが、固い場所では太刀打ちできない。
プラスチックペグを打ち込むときは、プラスチックやゴムのハンマーを使う。
スチールヘッドのハンマーだと、ペグを壊す恐れがあるからだ。
地面が固くて刺さらない場合は、石をペグの上に置いて固定。
砂浜では張り綱に袋をくくりつけ、砂を入れてうめる方法も有効。
悪天候時はペグを追加したりショックコードを利用
雨で地面がゆるんだり、風の力を受けたりしてペグが抜けることがある。
張り綱が1本抜けるとその分、確実に耐候性は劣ってしまう。
あらかじめ天候が荒れるとわかっているなら、張り綱を二叉に分散させたり、ショックコードを使うなど対策を施しておこう。
張り綱の輪の部分を広げて2本のペグで固定したり、ひとつのループに2本の張り綱を通したりして、リスクを軽減。
張り綱の先に、ゴムをつなげる。風の力をやわらげて抜けにくいが、外れるときは跳ねるので注意。
張り綱を追加したいのに、ペグが足りない場合は、拾ってきた枝や薪をペグ代わりに使うという手がある。
出典/ガルヴィ2017年7月号
第2位
「意外と知らない」簡単な工夫をするだけ!クーラーボックスの保冷対策テクとは?
夏場の調理はなにかと暑さ対策に気をつかう。
そこで暑さに負けないクッキングの裏テクを紹介しよう!
クーラーinクーラーで保冷力アップ
ハードクーラーの中に、容量が半分ぐらいの大きさのソフトクーラーを入れて2気室にし、それぞれに保冷剤を入れる。
そうすればソフトクーラー内の温度が上がりにくくなるので保冷剤が長持ちし、夏の2泊でも食材を冷たくキープする。
ソフトクーラーを食材用、ハードクーラーをドリンク用にしておけば、ドリンクを取り出すたびにフタを開けても、ソフトクーラー内の温度は上がらないので、肉や魚などの生ものを入れておいても安心だ。
ソフトクーラー内にも保冷剤を入れて食材を冷やす。
取り出しやすいハードクーラーにドリンクを入れる。
サーモマグは保冷力だって抜群!
温かいドリンクを保温するためのサーモマグは、断熱性が高いので冷たいドリンクもしっかりと保冷してくれる。
いつでも冷たいドリンクを飲みたい夏には、うってつけのアイテムだ。
熱伝導率が低く外気の影響を受けにくいチタン製中空二重構造のカップと専用のリッド。
火を使う時間が短いから暑くない
肉を柔らかく煮ることができたり、ほったらかしで手間をかけずに調理ができることで人気の保温調理器。
おいしく楽に調理できるだけでなく、火を使っている時間が短くなるので、調理中に暑くないというメリットもある。
また、保温調理中は火を使わないので、鍋から離れてもOK。
タープの下などで涼んでいられるのも、暑い夏にはありがたい。
SOTO / eMEAL (エミール)
加熱したステンレスダッチオーブンを入れるだけで保温調理をしてくれる。保冷調理も可能。
サーモス/ 真空保温調理器シャトルシェフ/ROP-001
加熱した調理鍋を保温容器に入れるだけで保温調理する「シャトルシェフ」のアウトドア仕様。
TEXT/牛島義之
PHOTO/佐藤弘樹
撮影協力/PICA富士吉田
出典/ガルヴィ2020年8月号
第1位
「天才すぎ」上級キャンパーに“保冷テク”を聞いたら…!?流石だった…
夏のピークを過ぎたとはいえ、まだまだ暑さの残る季節。
そこで、キャンプを楽しんでいるファミリーに夏場を快適に過ごせるアイテムを聞いてみた!
道具の機能を知り尽くしたアイデア保冷グッズは必見
山名さんファミリー
本誌企画の「キャンプ場ラリー 2019」で総合1位を獲得。
季節問わず、時間があれば遠いキャンプ場も出かけるパワフルがさ売り!
自作のクーラー
キャプテンスタッグの「発泡クーラーボックス18L」を使ってクーラーを自作!
中に氷を入れて、ファンを搭載したフタを閉めて稼働させると、中から冷気が出て涼しく過ごせるとのこと。熱帯夜にも便利。
SOTO ステンレスダッチオーブン10インチエミールセット
加熱したダッチオーブンを中に入れて保温調理のほか、保冷調理もできるSOTOの人気調理器具。
料理にも使うが、夏はダッチオーブンに氷を入れ、ドリンクを冷やすという目からウロコの方法で使用!
1泊なら氷は溶けきらないそうだ。
自作の虫除けスプレー
自作の虫除けスプレー。エタノールと水を1:9の割合で配合し、ハッカ油を数滴たらせば完成。
エタノールでスーッとした清涼感を得ることができ、蚊も寄ってこないのでいつも使用しているとのこと。
渋いギアたち!夏キャンプは家にあるもので楽しみつくす
島本さんファミリー
“炒飯老師”の異名を持つほど料理が得意。
天候がいいキャンプでは、トライポッドにベーコンを吊り下げて薫製料理を作ることも!
山田工業所 鉄製打出片手中華鍋とお玉
キャンプではきまって中華料理を食べるため、中華鍋とお玉は必須道具。
夏に食べる料理は、発汗して夏バテ防止になる麻婆豆腐、ササッと作れるチャーハン。
高所のキャンプは夜が冷えるため、温かい料理をこのセットで作るのだそうだ。
アビテラックス 扇風機
家でも使っている扇風機をキャンプに持ち込み、AC電源サイトで使用。
強い風力でサイト内もテント内もこれ1台で十分涼しいとのこと。夜はタイマーをセットして熱帯夜対策もバッチリ!
ハイマウント ハンモック&スタンド
スチールフレームを使用し、耐荷重110kgと丈夫に設計された自立型ハンモック。
夏はタープ下でこの上に寝っ転がり、昼寝をするのが楽しみ。
場所を問わずに使えるため、家でもたまに使用するとのこと。
遊び道具も大事な必須品!
渡辺さんファミリー
日本オートキャンプ協会の公認インストラクター。
「コールマンラバー」であり、二子玉川のビブラントが主催するイベントなどによく出没。
オンダ タンク式水鉄砲
お手頃価格の水鉄砲。家族分をそろえて、夏はウォーターバトルをするのが毎年の楽しみ。
狭いキャンプ場では、的を作って打ち合えば、周りの人にも迷惑をかけない。
エアモンテ ハッカ油スプレー
北海道北見市で生産されたハッカを抽出した天然の虫除けスプレー。
ゴミ袋にスプレーをしておくと、アリが集まらないとのこと。ブユ避けにもなり、夏に大活躍。試したい裏技だ!
コールマン スチールベルトクーラーとそのほか保冷グッズ
ハードクーラーの中にクーラーバック(ソフトクーラー)を入れると、保冷力がアップするとのこと。
保冷剤に加え、凍らせたソフトドリンクを使うことも。
さらに、入れた食材やドリンクの上にアルミシートを被せておけば夏も安心!
TEXT/小川迪裕
出典/ガルヴィ2020年8月号
以上3つの記事がみなさんによく読まれたギア関連記事のトップ3でした。
1位で紹介したベテランキャンパーの”保冷テク”はすぐにでもマネできそうなものも多く、みなさん興味を持たれたようです。
これからもビギナーの方からベテランまで多くの人に読まれるテーマの記事をたくさん盛り込んでいきます。今後もお楽しみに!
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